特許
J-GLOBAL ID:200903047476601047

車体用衝撃吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023810
公開番号(公開出願番号):特開平10-217903
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の車体構造を大幅に変更せずに済み、広い面積に小さな対象が衝突する場合であっても十分な衝撃吸収効果が得られるように改良された車体用衝撃吸収体を提供する。【解決手段】 自動車の車体の外殻の少なくとも一部を、周囲が概ね密閉された二重構造体で形成すると共に、該二重構造体の少なくとも表層側を、流体圧を注入すると膨出形状に塑性変形するものにする。特に、二重構造体を、流体圧で膨張し得る伸展性を有する材料で表層側を形成し、車体外殻の形状を保つ剛性を有する材料で裏層側を形成するものとしたり、対歩行者等衝突検知センサの信号で作動するインフレータが発生するガス圧で膨張するものとしたりする。これによると、歩行者との衝突を感知すると、エンジンフードの表層がガス圧等で瞬時に膨出して盛り上がって緩衝ストロークが創出され、歩行者が突き当たった際の衝撃が、主に表層部の塑性変形抵抗で吸収される。
請求項(抜粋):
自動車の車体の外殻の少なくとも一部を、周囲が概ね密閉された二重構造体で形成すると共に、該二重構造体の少なくとも表層側を、流体圧を内部に注入すると膨出形状に塑性変形するようにしたことを特徴とする車体用衝撃吸収体。
IPC (2件):
B60R 21/34 692 ,  B62D 25/10
FI (2件):
B60R 21/34 692 ,  B62D 25/10 E

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