特許
J-GLOBAL ID:200903047477603191

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129267
公開番号(公開出願番号):特開平5-279405
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】 本発明の塩化ビニル系重合体の製造法は、(A) セルロース誘導体、ゼラチン及びケン化度が75モル%以上の部分ケン化ポリビニルアルコールから成る群より選択された少なくとも1種の水溶性高分子と、(B) 平均重合度が 100〜500 、ケン化度20〜60モル%及びケン化度に関するブロックキャラクターが 0.2〜0.4 である部分ケン化ポリビニルアルコールとを組合せで用いて、単量体である塩化ビニルを水性媒体中に懸濁分散させて重合を行なうことを特徴とする。【効果】 本発明方法により得られた塩化ビニル系重合体は、例えばこれに種々の可塑剤を配合して、あるいは練りの浅い加工条件等により成形加工に供した場合にも、フィッシュアイの生成が極めて少ないという利点を有している。
請求項(抜粋):
塩化ビニルまたは塩化ビニルを含む単量体混合物を水性媒体中に懸濁分散させて懸濁重合を行う工程を有する塩化ビニル系重合体の製造方法において、前記懸濁分散のための分散剤として、(A) セルロース誘導体、ゼラチン及びケン化度が75モル%以上の部分ケン化ポリビニルアルコールから成る群より選択された少なくとも1種の水溶性高分子と、(B) 平均重合度 100〜500 、ケン化度20〜60モル%及びケン化度に関するブロックキャラクターが 0.2〜0.4 である部分ケン化ポリビニルアルコールとを組合せで使用することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/20 MBF ,  C08F 2/20 MBK ,  C08F 14/06

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