特許
J-GLOBAL ID:200903047482325744
非分離一体型スラスト軸受の組み立て方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358580
公開番号(公開出願番号):特開平5-180218
出願日: 1991年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 タブ成型時に生ずるスラストレースのリップ内側及び外側への膨らみを防止し、タブ折り曲げ位置(高さ)を均一化して、タブによる軸受の押え位置、押え隙間のバラツキを防止する。軸受を嵌入する際のタブによる軸受の傷つき及び変形を防止し、タブの寸法管理を容易にする。 【構成】 スラストレース5のリップ6の端面縁部に軸受4の外(内)径とほぼ同じ内(外)接円径を持つように内側(外側)上方に突出するタブ7を圧縮加工或は圧縮加工と剪断加工の複合加工により予備成形する。このスラストレースを熱処理して硬化させた後、同スラストレースに軸受をリップに内(外)接するように回転可能に組み付け、同リップのタブを加熱により局所的に加熱した後、同タブを軸受の上に折り曲げてスラストレースに軸受を回転自在に加締める。
請求項(抜粋):
多数の針状ころ1を2枚のリング状のスラストリテーナ2に放射状に形成されている多数の受孔3に回転可能に挟んでなる軸受4をスラストレース5にのせ、同スラストレース5に立設されているリング状のリップ6を折曲げて軸受4をスラストレース5に保持する一体型スラスト針状ころ軸受の組み立て方法において、前記スラストレース5のリップ6の上端面に前記軸受4の外(内)径とほぼ同じ位の内(外)接円径を持つように内側(外側)上方に突出するタブ7を圧縮加工により予備成型し、このスラストレース5に熱処理を施した後、同スラストレース5のリップ6に軸受4が内(外)接するように回転可能に組み付け、前記リップ6のタブ7を高周波誘導加熱により局所的に加熱し、その直後、上方に突出したタブ7をパンチして折り曲げ、スラストレース5に軸受4を回転自在に加締ることを特徴とする一体型スラスト針状ころ軸受の組み立て方法。
IPC (6件):
F16C 19/46
, B21D 39/00
, B21D 53/10
, B23P 21/00 306
, F16C 19/30
, F16C 43/04
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