特許
J-GLOBAL ID:200903047483943166

流動層燃焼装置およびその燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029767
公開番号(公開出願番号):特開平5-223209
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 流動層燃焼器から排出されるNOxの低減。【構成】 空気流入口1からウィンドボックス2に流入した空気は、空気分散板3を通して流動室4内に吹き込まれ、流動室4内に充填された燃料石炭粒子および石灰石等の粒子を流動化し、流動層燃焼を行う。発生した燃焼排出ガスは、フリーボード部7を上昇し、フリーボード部内に設置された縮流部材9によって構成されたガス通路10を通過して燃焼排ガス出口8より燃焼炉外へ導かれる。縮流部材9間のガス通路10では、燃焼排ガスによる渦流が形成される。また、縮流部材9が飛散粒子を捕捉する効果により、ガス通路10中で飛散粒子に含まれる未燃炭素粒子の濃度が高い領域が形成される。【効果】 流動層燃焼器燃焼炉内フリーボード部において、飛散した未燃固体炭素粒子が高濃度に浮遊し燃焼排出ガスと攪拌混合される領域を形成し、炭素によるNOx還元反応を促進し、排ガス中のNOx濃度を低減する。
請求項(抜粋):
下方に空気の供給口と上方に燃焼排出ガスの排出口を有する燃焼炉と、該燃焼炉内の下部に設けられた空気分散板と、該空気分散板上に形成された流動媒体よりなる流動層と、該流動層上部のフリーボード部を備え、該流動層中で燃焼を行う流動層燃焼装置において、前記フリーボード部内に、固体炭素がフリーボード部内の他の領域よりも高濃度に存在する領域を有するとともに、該領域において、該高濃度の固体炭素が流動層表面から上昇する燃焼排出ガスと攪拌混合するようにしたことを特徴とする、流動層燃焼装置。
IPC (3件):
F23C 11/02 302 ,  F23C 11/02 307 ,  F23C 11/02 313
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-016628

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