特許
J-GLOBAL ID:200903047486299780

インバータ式溶接電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286618
公開番号(公開出願番号):特開平10-191656
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 大きな溶接電流域における電流の立ち上がり特性を改善し、小さな溶接電流域におけるリップル成分を最小にする。【解決手段】 被溶接物15に供給するインバータ式溶接電源装置において、被溶接物15に供給される溶接電流を設定する溶接電流設定設定回路18と、インバータ回路12に流れる電流もしくは溶接トランスの一次側に流れる電流を検出する電流検出器16と、溶接電流設定手段18の設定値と電流検出器16で検出された検出値とを比較し該検出値が設定値に達した時に一致信号を出力する比較回路17と、比較回路17の出力を設定電流に応じて所定時間禁止するゲート回路19と、ゲート回路19を通過する一致信号により電流をオフするパルス幅制御回路20と、パルス幅制御回路20からのパルス信号を反転してインバータ回路12に出力する極性反転回路21とから構成した。
請求項(抜粋):
商用交流を整流した直流を高周波交流に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路で変換した高周波交流を溶接トランスの一次側に流すことにより、その二次側に誘起される溶接用の電流を整流素子により整流して溶接電極を介し被溶接物に供給するインバータ式溶接電源装置であって、前記被溶接物に供給される溶接電流値を設定する溶接電流設定手段と、前記インバータ回路に流れる電流もしくは前記溶接トランスの一次側に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記溶接電流設定手段で設定された溶接電流値と前記電流検出手段で検出された検出値とを比較し該検出値が設定溶接電流値に達した時に一致信号を出力する比較手段と、溶接開始指令が発した時点及びパルス幅制御回路のパルス信号立下り時点から前記溶接電流値に応じて設定された所定の時間の間、前記比較手段からの一致信号が送出されないように禁止するとともに該所定の禁止時間が経過した後は前記一致信号の送出を許可するゲート回路と、前記ゲート回路を通して前記比較手段から送出される一致信号の送出時点でローレベルに反転し、該ローレベル状態を前記溶接電流値に応じて設定された所定の休止時間保持させ、該休止時間が経過した時点でハイレベルに反転して該ハイレベル状態を前記一致信号が送出されるまで継続するパルス信号を生成するパルス幅制御回路と、前記休止時間が経過する毎に前記パルス幅制御回路から送出されるパルス信号を反転させて前記インバータ回路の出力の極性が反転されるように前記インバータ回路の正、負のゲートに交互に供給する極性反転回路と、を備えることを特徴とするインバータ式溶接電源装置。
IPC (3件):
H02M 9/00 ,  B23K 11/24 392 ,  H02M 3/335
FI (3件):
H02M 9/00 B ,  B23K 11/24 392 ,  H02M 3/335 E

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