特許
J-GLOBAL ID:200903047492225560
データオーバランリトライ方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081316
公開番号(公開出願番号):特開平5-282235
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【構成】チャネル制御装置16の制御記憶部6は、データ転送を要求されると、主記憶装置1中のデータ連鎖しているチャネルプログラムから複数のチャネルコマンドワード(CCW)を先取りし、各CCWが指示するバイトカウントを該当する入出力チャネルの先取BCカウント部12に送出してからデータ転送を起動し、1つのCCWのデータ転送が終了すると次のCCWを先取りする。先取BCカウント部12はストローブ制御部13からデータ送受通知を受信する毎に保持するバイトカウントを減算し、“0”になるとオーバランフラグ14を“1”にセットし、データ転送を中断する。制御記憶部6は、データ転送がオーバランで中断すると、オーバランフラグ14が“1”ならば入出力終了指示を、“0”ならばリトライ指示を送出する。【効果】バイトカウントが小さいCCWが連続するために固定的にオーバランするチャネルプログラムのリトライを防止できる。
請求項(抜粋):
チャネル制御装置が、複数の入出力チャネルを多重制御して、コマンド,データアドレス,データ転送量を含み主メモリ上に連鎖した複数個のチャネルコマンドワードから成るチャネルプログラムを実行することにより、前記主メモリと周辺制御装置との間で前記入出力チャネルを介して行うデータ転送中のデータオーバランリトライ方式において、前記入出力チャネルが、前記チャネルコマンドワードで指定するデータ転送量を複数個保持し、かつ、前記周辺制御装置との間でデータ送受する度に前記データ転送量を順次減算する先取転送量カウント部と、前記先取転送量カウント部が保持するデータ転送量が全て“0”で次のデータ転送量を受取待ちである先取転送量無効状態のとき前記周辺制御装置からデータ送受要求を受信すると“1”になるオーバランフラグと、データバッファとを備え、前記周辺制御装置からのデータ送受要求を前記先取転送量無効状態或いは前記データバッファが当該要求に応答できない状態で受信したときオーバランとしてデータ転送を中断し、前記オーバランフラグが“0”ならばリトライ指示を、前記オーバランフラグが“1”ならば入出力終了指示を前記周辺制御装置に送出することを特徴とするデータオーバランリトライ方式。
IPC (2件):
G06F 13/12 330
, G06F 13/12 320
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