特許
J-GLOBAL ID:200903047499211173

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法及びハロゲン化銀写真感光材料用の処理液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222737
公開番号(公開出願番号):特開2001-109117
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】定着能を有する液(例えば定着液、漂白定着液)に優れた液安定性を与え、しかも得られた画像にステイン(とくにシアンステイン)が少なく、かつ処理後の画像の経時安定性(特に、マゼンタ)も優れ、復色不良も低減されたハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法を提供する。【解決手段】脱銀処理が、(イ)アミノポリカルボン酸化合物の鉄(III) 錯塩の少なくとも1種を含むpHが3〜7の漂白能を有する処理液と、(ロ)特定構造のジアミノ琥珀酸及び/又はジアミノマロン酸、並びに有機ホスホン酸から選ばれる少なくとも一つの錯形成剤を含むpHが6.1〜8.0の定着能を有する処理液とによって行われるハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。また、上記処理のための(ロ)の組成にさらにピリジンジカルボン酸などのヘテロ環含有カルボン酸を含む定着液。
請求項(抜粋):
発色現像処理、脱銀処理、水洗および/または安定液による処理からなるハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法において、該脱銀処理が、(イ)下記一般式(I)で表される化合物の鉄(III) 錯塩の少なくとも1種を含有し、かつpHが3〜7である漂白能を有する処理液と、(ロ)下記一般式(II)で表される化合物及び有機ホスホン酸から選ばれる少なくとも一つの錯形成剤を含有し、かつpHが6.1〜8.0である定着能を有する処理液とによって行われることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。一般式(I)【化1】(式中、R1 は、水素原子、脂肪族炭化水素基、アリール基又はヘテロ環基を表す。L1 及びL2 はそれぞれアルキレン基を表す。M1 及びM2 はそれぞれ水素原子又はカチオンを表す。)一般式(II)【化2】(式中、R21、R22、R23及びR24は、それぞれ水素原子、脂肪族炭化水素基、アリール基、ヘテロ環基、ヒドロキシ基又はカルボキシ基を表す。t及びuは、それぞれ0又は1を表す。Wは炭素原子を含む二価の連結基を表す。M21、M22、M23及びM24はそれぞれ水素原子又はカチオンを表す。)

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