特許
J-GLOBAL ID:200903047512725181

遺伝子増幅により形成された反復配列から、発現抑制されているタンパク質を発現させる方法、キット、および形質転換体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-183499
公開番号(公開出願番号):特開2007-312782
出願日: 2007年07月12日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】遺伝子の反復配列に起因する転写抑制を解除する方法およびキット等を提供し、タンパク質を大量に生産する系を樹立する。【解決手段】本発明の方法は、目的タンパク質をコードする遺伝子の発現を誘導するプロモーター活性を向上させる工程を含む。本発明の方法は、(a)遺伝子増幅が起こった細胞を漸増濃度の薬剤を含有する培地で培養し選抜する、(b)目的タンパク質をコードする遺伝子の発現を誘導するプロモーター活性を向上させる、(c)遺伝子増幅が起こった細胞を5-aza-2'-deoxycytidineで処理を行ないDNAのメチル化のレベルを低下させる、(d)遺伝子増幅がダブルマイニュート染色体上で起こっている上記哺乳動物細胞を選択する、のいずれか1つ以上の工程がさらに含まれていてもよい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
遺伝子増幅が誘導された哺乳動物細胞内において形成された反復配列から、発現抑制されているタンパク質を発現させる方法であって、 当該哺乳動物細胞は、真核生物細胞内で機能する複製起点および核マトリックス結合領域を含む第1のポリヌクレオチド、並びに第6のポリヌクレオチドが同時に導入されており、 第6のポリヌクレオチドにおいて、プロモーター領域と発現させるべきタンパク質をコードする第2のポリヌクレオチドとが制御可能に連結されており、 当該第1および第6のポリヌクレオチドを導入する際に、当該プロモーターの転写活性化因子をコードする第7のポリヌクレオチドを上記哺乳動物細胞へ同時に導入する工程 を包含することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 5/10
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12N5/00 B
Fターム (16件):
4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA01 ,  4B065CA24
引用特許:
出願人引用 (2件)

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