特許
J-GLOBAL ID:200903047517557449

高速可変長符号復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088826
公開番号(公開出願番号):特開平8-265165
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【課題】 1クロックサイクルに2つの符号語を復号化することのできる高速可変長符号(VLC)復号化装置を提供すること。【解決手段】 本発明のVLC復号化装置は、ウィンドウ制御信号に応じて第1ウィンドウ出力ビット列を生成する第1バレルシフタと、復号化された符号語長さに応じて第2ウィンドウ出力ビット列とコード値を生成する第2バレルシフタと、第2ウィンドウ出力ビット列を半クロックサイクルの間ラッチして復号化出力ビット列として出力するリレー回路と、復号化出力ビット列の第1ビットから始まる可変長符号語のプリフィックスコードに応じて符号語長さを生成する第1ルックアップ表と、符号語長さとコード値とに応じて固定長さワードを復号化する第2ルックアップ表と、ウィンドウ制御信号を生成する累算ブロックとを含む。
請求項(抜粋):
復号化すべき可変長符号語を含む入力ビットストリームを最長可変長符号語の2倍の長さの固定長セグメントとして格納する入力バッファを介して入力される可変長符号語を復号化するための可変長符号復号化装置であって、前記入力バッファから連続する固定長セグメントを受容し格納する第1及び第2ビット格納手段と、前記第1及び第2ビット格納手段に接続され、前記連続する固定長セグメントに含まれるビットから第1ウィンドウ出力ビット列を生成するための第1出力ウィンドウを有し、前記第1ウィンドウ出力ビット列は最長可変長符号語と同じビット長さを有し、前記第1出力ウィンドウはウィンドウ制御信号に直接応じて前記第1及び第2ビット格納手段内のビットを出力するようにシフトされる第1シフト手段と、前記第1シフト手段に接続され、前記第1ウィンドウ出力ビット列と印加される復号化出力ビット列とに含まれるビットから第2ウィンドウ出力ビット列を生成するための第2出力ウィンドウを有し、前記第2ウィンドウ出力ビット列の第1ビットより上位のM個のビットをコード値として発生し、前記第2ウィンドウ出力ビット列は最長可変長符号語と同一のビット長さを有し、前記第2出力ウィンドウは符号語長さに直接応じてシフトされ、前記Mは前記最長可変長符号語のビット数より小さい整数である第2シフト手段と、前記第2ウィンドウ出力ビット列を半クロックサイクルの間ラッチし、ラッチした前記第2ウィンドウ出力ビット列を前記復号化ビット列として出力するリレー手段と、前記リレー手段に接続されており、前記復号化出力ビット列の第1ビット位置から始まる可変長符号語の上位Pビットからなるプリフィックスコード(prefix code)に応じて符号語長さを生成し、前記Pの最大値は前記最長可変長符号語のビット数より小さい整数である第1メモリ手段と、前記第1メモリ手段と前記第2シフト手段に接続されており、前記符号語長さと前記コード値とに応じて固定長さワードを生成する第2メモリ手段と、前に累算された符号語長さと前記符号語長さとを加えて、累算された符号語長さを表す前記ウィンドウ制御信号を生成し、前記累算された符号語長さが前記最長可変長符号語の2倍より大きい場合、前記入力バッファに格納された次の固定長セグメントを読出して前記第1ビット格納手段に格納し、前記第1ビット格納手段に格納されていた固定長セグメントを前記第2ビット格納手段へ伝送するようにする読出し信号を発生する累算手段とを含むことを特徴とする可変長符号復号化装置。

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