特許
J-GLOBAL ID:200903047518790090

熱可塑性樹脂組成物及び成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 正威
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-036184
公開番号(公開出願番号):特開2004-244518
出願日: 2003年02月14日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】それ自体、光線透過性が高く、透明又は半透明の成形品を与え、着色剤と混合した場合には光沢性に優れた成形品を与えるASA樹脂を提供する。【解決手段】アクリル系ゴム質重合体(a)の存在下に、芳香族ビニル単量体を含むビニル系単量体(b1)を重合して得られるゴム強化樹脂(A)と、ビニル系単量体(b2)の(共)重合体(B)とを含有してなり、式:na<nB<nb(式中、naは成分(a)の屈折率、nBは(共)重合体(B)の屈折率、nbはゴム強化樹脂(A)中の成分(b1)同士の重合体部分の屈折率を表す。)を満たす熱可塑性樹脂組成物。nbは通常1.508よりも高く1.55以上が好ましく、nBは通常1.53以下である。成分(b1)は芳香族ビニル単量体を60重量%以上含有し、成分(b2)は(メタ)アクリル酸エステル単量体を60重量%以上含有することが好ましい。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
アクリル系ゴム質重合体(a)の存在下に、芳香族ビニル単量体を含むビニル系単量体(b1)を重合して得られるゴム強化樹脂(A)と、ビニル系単量体(b2)の(共)重合体(B)とを含有してなる樹脂組成物であって、下記式(I): na<nB<nb ・・・・・(I) (式中、naはゴム質重合体(a)の屈折率、nBはビニル系単量体(b2)の(共)重合体(B)の屈折率、nbはゴム強化樹脂(A)中のビニル系単量体(b1)同士の(共)重合体部分の屈折率を表す。) を満たすことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L51/06 ,  C08L57/00
FI (2件):
C08L51/06 ,  C08L57/00
Fターム (8件):
4J002BC06X ,  4J002BG04X ,  4J002BG06X ,  4J002BG07X ,  4J002BN12W ,  4J002GC00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-268746
  • 特開昭61-268746
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-212456   出願人:宇部サイコン株式会社

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