特許
J-GLOBAL ID:200903047520746295

ポリマー粒子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-126574
公開番号(公開出願番号):特開2002-322204
出願日: 2001年04月24日
公開日(公表日): 2002年11月08日
要約:
【要約】【課題】 質量平均粒子径が1〜10μmであり、粒子径のバラツキが小さいポリマー粒子および該ポリマー粒子を生産性よく製造するためのポリマー粒子の製造方法を提供する。【解決手段】 水系媒体中、過硫酸塩を用いてビニル系モノマーを重合する方法であって、重合温度が50°C以上70°C未満で、安定化剤が存在しない核形成ステップと、重合温度が70°C以上のポリマー粒子形成ステップとを有し、核形成ステップにおいて用いられるビニル系モノマー100質量部に対する重合開始剤の使用量C0が式(1)を満足するポリマー粒子の製造方法、およびこれにより得られるポリマー粒子。式(1):2×10-4/A≦C0≦10×10-3/A、[A=1-exp(-5157×1016×exp(-(37.9τ+3548)/T))、τ:重合開始剤の10時間半減期温度[K]、T:重合温度[K]]
請求項(抜粋):
水系媒体中において、重合開始剤として過硫酸塩を用いてビニル系モノマーを重合するポリマー粒子の製造方法であって、重合温度を50°C以上70°C未満に設定して安定化剤が存在しない水系媒体中において核を形成する核形成ステップと、核形成ステップ後に、重合温度を70°C以上に昇温して重合を継続するポリマー粒子形成ステップとを有し、核形成ステップにおいて用いられるビニル系モノマー100質量部に対する、核形成ステップにおいて用いられる重合開始剤の使用量C0[質量部]が、下記式(1)を満足することを特徴とするポリマー粒子の製造方法。2×10-4/A≦C0≦10×10-3/A (1)A=1-exp(-5157×1016×exp(-(37.9τ+3548)/T))ここで、τは、重合開始剤の10時間半減期温度[K]であり、Tは、重合温度[K]である。
IPC (2件):
C08F 2/24 ,  C08F 4/30
FI (2件):
C08F 2/24 Z ,  C08F 4/30
Fターム (10件):
4J011AA01 ,  4J011AA08 ,  4J011AB02 ,  4J011BA08 ,  4J011BB11 ,  4J011DA01 ,  4J011KA01 ,  4J011KB02 ,  4J011KB22 ,  4J015BA02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-010611
  • 特開昭63-010611
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 高分子化学, 1994, 第45-47頁

前のページに戻る