特許
J-GLOBAL ID:200903047521989370

メディア多重化通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330502
公開番号(公開出願番号):特開平8-163071
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 計算機データと音声等のリアルタイムデータをメディア多重して通信するメディア多重化通信装置を提供することを目的とする。【構成】 端末間で意識する伝送フレームのフレーム番号によって音声等のリアルタイム系データであるか計算機データ等の非リアルタイムデータであるかを識別可能とする。送信装置側ではリアルタイム系データと非リアルタイム系データに付与するフレーム番号の計数部を具備することによりカウンタ操作のみでリアルタイム系データと非リアルタイム系データのbit割り当てを柔軟に変化することができる。受信側では伝送されたフレームのフレーム番号によってそのフレームが音声等のリアルタイム系データのフレームか計算機データ等の非リアルタイム系データのフレームであるかを識別し、リアルタイム系データの場合にはデコーダをミュート等の手段で誤りを制御するとともに、計算機データ等の非リアルタイム系データについては再送要求を出す等の制御を容易に実現できる。
請求項(抜粋):
フレーム伝送区間を含む伝送路に接続し、音声等のリアルタイム系のデータと計算機データ等の非リアルタイム系データを多重化して伝送する通信装置において、バースト的に発生する不定長の計算機データを一定の時間間隔のフレームデータに変換するフレーマと、計算機データ用送信バッファと、音声エンコーダ等コンスタントビットレートで符号を発生する符号化器と、伝送フレームに対する誤り検出用符号を生成するとともに伝送路上のフレーム伝送区間のフレームに同期して端末間で意識する伝送フレームを送信する送信インタフェース部と、音声等リアルタイム系データと計算機データ等非リアルタイム系データの割り当て速度比により特定のフレーム番号をリアルタイムデータ用フレームのフレーム番号と非リアルタイム系の計算機データ伝送用フレームのフレーム番号に割り当てる送信フレーム番号計数部と、受信装置からの応答によって再送する計算機データフレームを決定するとともに通信開始時等にメディア毎の速度割当等を受信装置側とネゴシエートするメディア多重化・再送制御部を具備することを特徴とするメディア多重化送信装置。

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