特許
J-GLOBAL ID:200903047527066478

端子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 成示 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094120
公開番号(公開出願番号):特開平5-135809
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 電線導体の先端が接圧片の接触部を越えて端子板に確実に接触固定される位置、すなわち所定位置に来る前に操作部材が移動しない端子装置の提供。【構成】 電線挿入孔13と内方収容部14とを有したケース10と、一方側に鎖錠片21を設け他方側に接圧片22を備えた鎖錠ばね20と、鎖錠ばねを装着し端子板31を備えた端子部材30と、鎖錠ばねを押圧する作動位置と鎖錠片を押圧しない復帰位置間で移動自在なものであって、かつ、復帰位置にあるときばね手段によってばね付勢された操作部材40とを有し、操作部材を作動位置に保持して電線導体を所定位置に挿入したとき、操作部材が作動位置に保持されている状態から離れ、接圧片が所定圧力でもって電線導体を接触固定する構造とした。なお、操作部材が作動位置に保持された状態で、端子板と鎖錠片の先端との間が電線導体のほぼ外径以上となるように操作部材が鎖錠片を押圧することが望ましい。
請求項(抜粋):
電線挿入孔とこれに連通する内方収容部を有するケースと、一方側に電線挿入孔から挿入された電線導体を係止する鎖錠片を設けるとともに他方側に電線導体を押圧する接圧片を設けた鎖錠ばねと、内方収容部に配設されるものであって、少なくとも電線導体が接触される端子板を有し鎖錠ばねを装着する端子部材と、内方収容部に外部から操作可能に配設し、鎖錠ばねの少なくとも鎖錠片を押圧する作動位置と鎖錠片を押圧しない復帰位置間で移動自在なものであって、かつ、復帰位置にあるときばね手段によってばね付勢された操作部材と、を備えた端子装置において、前記操作部材がケース又は端子部材と係止することによって作動位置に保持され、電線導体を所定位置に挿入したとき、操作部材が作動位置に保持されている状態から外れ、鎖錠片と接圧片とを押圧しないことによって接圧片が所定圧力でもって電線導体を接触固定してなることを特徴とする端子装置。

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