特許
J-GLOBAL ID:200903047527532096
人工衛星の姿勢制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-368820
公開番号(公開出願番号):特開2002-166897
出願日: 2000年12月04日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】【課題】 従来、人工衛星が任意の初期状態の場合に制御系が特異となって対処できないという課題があった。【解決手段】 姿勢角及び姿勢角速度検出値に基き人工衛星の3軸の姿勢角誤差、それらの時間微分を求めて出力し、機体座標系の人工衛星の第1軸、第2軸の姿勢角速度を出力する姿勢誤差演算器1と、第1軸、第2軸の姿勢角誤差、第1軸、第2軸の姿勢角速度に基きスラスタを動作させて、人工衛星を初期状態からスピン状態へ移行させるスピン制御器4と、3軸の姿勢角誤差、それらの時間微分に基きスラスタを動作させて、人工衛星のスピン状態を整定させる整定制御器5と、第1軸、第2軸の姿勢角誤差が減少している場合、スピン制御器から整定制御器へ切替える状態判定器2とを備えた。【効果】 整定制御器が特異状態になることなく、人工衛星本体の姿勢を2つの軸の回りにトルクを発生するスラスタだけで、3軸とも制御することができる。
請求項(抜粋):
第1軸、及び第2軸の回りにトルクを発生するスラスタと、姿勢角検出値、及び姿勢角速度検出値に基いて、人工衛星本体の第1軸、第2軸、及び第3軸の姿勢角誤差、及びそれらの時間微分を求めて出力するとともに、機体座標系で表した人工衛星本体の第1軸、及び第2軸の姿勢角速度を出力する姿勢誤差演算器と、前記姿勢誤差演算器から出力された第1軸、及び第2軸の姿勢角誤差、並びに第1軸、及び第2軸の姿勢角速度に基いて、前記スラスタを動作させて、人工衛星を任意の初期状態からスピン状態へ移行させるスピン制御器と、前記姿勢誤差演算器から出力された第1軸、第2軸、及び第3軸の姿勢角誤差、並びにそれらの時間微分に基いて、前記スラスタを動作させて、前記人工衛星のスピン状態を整定させる整定制御器と、前記姿勢誤差演算器から出力された第1軸、及び第2軸の姿勢角誤差が減少している場合には、前記スピン制御器から前記整定制御器へ切り替える状態判定器とを備えたことを特徴とする人工衛星の姿勢制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B64G 1/26 B
, G05D 1/08 A
Fターム (4件):
5H301AA07
, 5H301BB20
, 5H301CC08
, 5H301GG16
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