特許
J-GLOBAL ID:200903047549992619

スケジューリング型空線制御アクセス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208669
公開番号(公開出願番号):特開平10-056417
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 パケット通信を行う際に連続的なデータ転送を行い、かつ、バックワードチャネルの占有度を低くすることができるスケジューリング型空線制御アクセス方法を提供すること。【解決手段】 パケット端末2,3は、パケット通信を行う際、各々、無線基地局1からの空線信号を受信したスロットの中から、任意の上りスロットで予約信号を送信する。無線基地局1は、空線信号を禁止信号に切り替え、他のパケット端末からの送信を禁止するとともに、パケット端末2に対して送信許可タイミング1を指示する送信許可を与え、パケット端末3に対しては、送信許可タイミング7を指示する送信許可を与える。これにより、パケット端末2は、許可信号受信後の1番目の上りスロットから、パケット端末3は、許可信号受信後の7番目の上りスロットからパケット群の送信を開始する。
請求項(抜粋):
無線基地局と該無線基地局配下の複数のパケット端末との間で共通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行い、前記無線基地局と前記パケット端末との間の無線チャネルはスロット化されnスロット(n:自然数)を1フレームとするフレーム構成をとり、前記無線基地局は前記パケットチャネルが使用中であることを示す禁止信号と、空き状態であることを示す空線信号とを報知する手段を有し、新たにパケットを送信しようとする前記各パケット端末は前記空線信号が報知されている状態において、まず、前記無線基地局へ予約信号を送信し、次いで前記無線基地局から当該パケット端末に対して送信権を与える許可信号を受信した後に後続のパケット送信を開始し、前記無線基地局は当該パケット端末からのパケットを受信している間、前記禁止信号の報知を行って他のパケット端末からのアクセスを禁止する空線制御アクセス方法において、前記パケットチャネルは1フレーム内で複数のスロットを使用するマルチスロット構成とし、前記予約信号は1フレーム内の複数スロットで送信可能であり、前記パケット端末は、あらかじめ送信しようとするパケットを単数または複数個集めて第1のパケット群を生成し、前記空線信号を受信したスロットに対応する1フレーム内の上りスロットの中から任意のスロットを選択して前記予約信号を送信し、前記予約信号には前記第1のパケット群の長さを送信要求長として付与し、前記無線基地局は1フレーム内で単数または複数の前記予約信号を受信したとき、前記予約信号を送信した単数または複数の前記パケット端末に対して、それぞれ個別の送信許可タイミングを付与した前記許可信号を送信し、単数または複数の前記予約信号内の前記送信要求長の総計の期間を予約期間として、前記禁止信号を送信し続け、前記パケット端末は順次前記許可信号内で指示された自局の前記送信許可タイミングを起点として前記第1のパケット群を送信し、前記無線基地局は、前記予約期間が終了した後に、前記禁止信号を前記空線信号に切り替えることを特徴とするスケジューリング型空線制御アクセス方法。
IPC (4件):
H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04L 12/56 ,  H04L 29/08
FI (5件):
H04B 7/26 P ,  H04J 3/00 H ,  H04L 11/20 102 Z ,  H04L 11/20 102 A ,  H04L 13/00 307 A

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