特許
J-GLOBAL ID:200903047551671749
燃料電池用冷却板を備えた燃料電池発電設備
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029435
公開番号(公開出願番号):特開平11-233123
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 カソードリサイクルなしに燃料電池内のカソード出入口温度とその温度差を従来と同等に保持することができ、これにより、補機動力を低減してプラント効率を高め、カソード側の圧損を低減し、併せて、反応に必要な酸素及び炭酸ガスの濃度を高め、電池性能の向上と長寿命化を達成でき、更に加熱又は冷却用の熱交換器を不要にすることができる燃料電池発電設備を提供する。【解決手段】 溶融炭酸塩型燃料電池22内に燃料電池用冷却板30を備えた燃料電池発電設備。燃料電池用冷却板30は、燃料電池からの伝熱で加熱される受熱空間33bと、受熱空間からの伝熱で予熱される予熱空間33aとを有し、低温のカソードガス13が予熱空間で予熱され、次いで受熱空間で燃料電池に適した温度まで加熱されて、燃料電池のカソード側に供給される。例えば、冷却板に供給するカソードガス温度を約400°C以下にすることにより、全体での温度差を約3倍にでき、カソードガス量を約1/3に低減し、カソードリサイクルを実質的になくすことができる。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩型燃料電池内に燃料電池用冷却板(30)を備えた燃料電池発電設備であって、該燃料電池用冷却板は、燃料電池からの伝熱で加熱される受熱空間(33b)と、受熱空間からの伝熱で予熱される予熱空間(33a)とを有し、低温のカソードガス(13)が予熱空間で予熱され、次いで受熱空間で燃料電池に適した温度まで加熱されて、燃料電池のカソード側に供給されるようになっている、ことを特徴とする燃料電池発電設備。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M 8/02 C
, H01M 8/04 J
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