特許
J-GLOBAL ID:200903047561698777
ディジタル無線受信方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056821
公開番号(公開出願番号):特開平7-245578
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】トーン信号をリクエスト信号として用いるTDMA無線通信システムにおいて、従来のスライディングDFTを用いたプリアンブルレス受信方式による受信装置の装置規模の小型化,消費電力の低減化,DFT演算処理量の削減をする。【構成】トーン信号を子局からのリクエスト信号として用いるTDMA無線通信システムにおいて、複数の子局から送信されるトーンリクエスト多重信号の受信方式としてDFTを適用し、そのDFT出力結果に基づいてトーン信号が存在するDFTセル帯域幅の周波数を仮推定し、そのトーン周波数仮推定値を用いてTDMAフレームの情報データ信号区間における受信信号に含まれる周波数オフセット量並びに搬送波再生を簡易にかつ高速に行なうように構成されている。
請求項(抜粋):
複数の子局と、該子局群との間で無線通信を行ない、かつ、全子局の回線制御を行なう親局とから構成される無線通信システムで、回線制御手順として子局から親局への上り回線を時分割多重アクセス制御方式(TDMA方式)により行ない、親局から子局への下り回線を時分割多重信号(TDM信号)により放送するTDMA/TDM無線通信方式において、該子局に対してリクエスト信号として各子局ごとに周波数が異なるトーン信号からなるリクエスト信号を事前に付与することにより、複数の該子局から同時に該親局に対して通信チャネルの割当てを要求するためのリクエスト信号を送出し、該親局では複数のトーン信号からなる合成信号を受信しその受信信号を各トーン信号の周波数ごとに分離し、該トーン信号の周波数から何れの子局からリクエスト信号が送信されたかを常時認識し、その情報を用いて該親局からは通信チャネルの割当てを要求する該子局群に対して通信チャネルの割当て情報を放送型の下りTDMチャネルを用いて伝送するようにするとともに、該子局から送信されるトーンリクエスト多重信号を親局において受信するための受信方式として離散フーリエ変換を用いる受信方式を適用し、該離散フーリエ変換出力結果に基づいて該子局からのトーン信号すなわち発呼の有無を確認した後、該トーン信号が存在する離散フーリエ変換のセル帯域幅の周波数をトーン信号周波数仮推定値として検出し、該トーン周波数仮推定値を用いてTDMAフレームの情報データ信号送信区間における位相変調波受信信号に含まれる周波数オフセット量の推定並びに位相変調波受信信号の搬送波再生をプリアンブルレスでかつ高速に行なうことを特徴とするディジタル無線受信方式。
IPC (3件):
H04B 7/212
, H04Q 7/38
, H04L 27/22
FI (3件):
H04B 7/15 C
, H04B 7/26 109 D
, H04L 27/22 Z
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