特許
J-GLOBAL ID:200903047566284237

潤滑油中のスーツの測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173711
公開番号(公開出願番号):特開平10-019788
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 摺動部分の摩耗の原因となる潤滑油中のスーツ(大きな炭素粒子)の濃度だけでなく、スーツの粒径やその分布状態までも正確に測定する。【解決手段】 マイクロカメラ1によって潤滑油膜を透過した光をとらえて、潤滑油中に浮かぶスーツ群を拡大して撮像し、現像装置2によって可視的な画像を得るか、或いは直ちに電気的な映像信号を発生させる。映像信号は画像処理装置3によってコントラストが極端に強い2値的な映像信号に変換される。それによって大径のスーツだけが島のように浮かんでいる鮮明な画像が得られるので、その画像を作る走査線上に並んでいる微小な濃淡の点の数を、それぞれ走査線の複数本分にわたって計数するとスーツの面積率、ひいては潤滑油中のスーツの濃度を正確に算出することができ、1本の走査線上において濃淡いずれかの点の連続する数を計数するとスーツの粒径を正確に算出することができる。
請求項(抜粋):
オイル観察部において潤滑油中に入射した光を観察することによって前記潤滑油中のスーツ群を拡大して撮像する撮像手段と、前記撮像手段がとらえた前記スーツ群を含む潤滑油の映像上を走査して走査線上の微小な点の濃淡を所定の閾値を境にして区別することによって濃淡に対応する電気的で且つ2値的な映像信号を発生させる画像処理手段と、前記2値的な映像信号に基づいて前記走査線上に並んでいる前記微小な濃淡の点の数を計数すると共に必要な演算を行う演算手段と、を備えていることを特徴とする潤滑油中のスーツの測定システム。
IPC (4件):
G01N 21/85 ,  G01N 15/02 ,  G01N 21/17 ,  G01N 33/30
FI (4件):
G01N 21/85 B ,  G01N 15/02 B ,  G01N 21/17 A ,  G01N 33/30
引用特許:
審査官引用 (8件)
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