特許
J-GLOBAL ID:200903047581844214

飛行時間型質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-529737
公開番号(公開出願番号):特表2002-502095
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】飛行時間型分析器は、イオン源としての四重極イオントラップ(10)と、ドリフト空間を規定するドリフトチューブ(11)と、イオンリフレクタ(12)と、イオン検出器13を備えている。四重極イオントラップ(10)は、二つのエンドキャップ電極(22,23)と一つのリング電極(21)とを有している。エンドキャップ電極(22)はイオンが引き出されるための少なくとも一つの開口(24)をその中心に有している。高電圧源(34、35)およびこれに関連する切り換え装置(32、33)がエンドキャップ電極(22、23)に引出電圧を供給するために設けられている。エンドキャップ電極(22)に供給される引出電圧は、他方のエンドキャップ電極(23)に供給される引出電圧とは反対の極性を有し、正のイオン引出しのためにそれぞれ負および正の極性を有し、かつ負のイオン引出しのためにそれぞれ正および負の極性となるようされている。電極(23)に供給される引出電圧の大きさは、電極(22)に供給される引出電圧の0.5倍から0.8倍の範囲である。
請求項(抜粋):
イオン源としての四重極イオントラップと、イオン検出器と、該四重極イオントラップと該イオン検出器の間の無電界ドリフト空間とを備えた飛行時間型質量分析器において、該四重極イオントラップは、一つのリング電極と二つのエンドキャップ電極とを有し、少なくとも一方の該エンドキャップ電極はイオンが引き出されるための少なくとも一つの開口をその中心に有し、電源手段はこのエンドキャップに対しては該リング電極を基準に見て第1の引出電圧を供給し、もう一方のエンドキャップに対しては該第1の引出電圧とは反対の極性で該リング電極を基準に見て第2の引出電圧を供給し、正イオンの引出においてはこれら該第1の引出電圧と該第2の引出電圧はそれぞれ負、正の極性であり、負イオンの引出においてはそれぞれ正、負の極性であり、該第2の引出電圧は該第1の引出電圧の0.5倍から0.8倍の範囲であることを特徴とする飛行時間型質量分析器。
IPC (2件):
H01J 49/40 ,  H01J 49/42
FI (2件):
H01J 49/40 ,  H01J 49/42
Fターム (1件):
5C038JJ06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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