特許
J-GLOBAL ID:200903047590923356
バーコード印刷装置におけるバーパターンテーブルの作成方法及びこのテーブルを内蔵したバーコード印刷装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256204
公開番号(公開出願番号):特開平9-099590
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 バーコードをドットの集合体として印刷するバーコード印刷装置におけるバーパタンテーブルをバーコードの基本規約を満たすように作成する。【解決手段】 印刷装置の仕様とバーコードの基本的規約から基本モジュールに使用できる最小と最大のドット数を倍率として求め、各ドット倍率で黒バーと白バーのバー幅を実現できるドットの個数を演算してドット倍率テーブルを作成し、バーコードの左側奇数パリティと左右側偶数パリティに対して各キャラクタ毎のバーパターンモジュール構成をドットの個数で置き換えた仮バーパターン置き換えテーブルを作成し、この仮バーパターン置き換えテーブルを、実際のドット数で印刷したバー幅が、バーコードの基本規約に定める許容誤差範囲内に入るようにドット数を変更して修正し、修正して得た正規バーパターン置き換えテーブルからバーコード印刷装置におけるバーパターンテーブルを作成する。
請求項(抜粋):
データ変換部と、制御部と、バーパターンの記憶部、及び所定の格子間隔で予め定められた大きさのドットを印刷する印刷部とを備え、ホストコンピュータから送られてくるバーコードデータに基づいて指定された枠範囲の中に最大のバーコードをドットの集合体として印刷するバーコード印刷装置におけるバーパターンテーブルの作成方法であって、この印刷装置の印字密度と、前記格子間隔とバーコードの横方向のドットの個数で決まる黒バーと白バーのバー幅、及び、バーコードの基本的規約で決まるバー幅の最小値と最大値とから、バーコードの基本モジュールに使用できる最小と最大のドット数を倍率(Vmin 〜Vmax)として求める、基本モジュールに使用可能なドット倍率の演算段階(A)と、使用可能な各ドット倍率において、バーコードを構成する4種類の黒バーと白バーのバー幅を実現できるドットの個数を演算し、ドット倍率テーブルを作成する各倍率毎のドット倍率テーブルの作成段階(B)と、バーコードの左側奇数パリティ、左側偶数パリティ、及び右側パリティに対して、バーコードが表す各キャラクタ毎のバーパターンモジュール構成を、前記ドット倍率テーブルに格納されたドットの個数で置き換えた仮バーパターン置き換えテーブルを作成する仮バーパターン置き換えテーブル作成段階(C)と、バーコードの横方向のドットの個数で決まる黒バーと白バーのバー幅を用いて、バーコードの左側奇数パリティ、左側偶数パリティ、及び右側パリティに対して、使用できるドットの倍率毎に、バーコードが示す0〜9の各キャラクタについてバーコードの基本寸法 (a, b1,b2,c)を求める、ドット幅を使用した基本寸法テーブル作成段階(D)と、バーコードの横方向のドットの個数で決まる黒バーと白バーのバー幅と、バーコードの1モジュールの基本幅とから、使用できるドットの倍率毎にモジュール倍率を求めるモジュール倍率演算段階(E)と、求めたモジュール倍率と、バーコードの1モジュールの基本モジュール幅とを用いて、バーコードの左側奇数パリティ、左側偶数パリティ、及び右側パリティに対して、使用できるドットの倍率毎に、バーコードが示す0〜9の各キャラクタについてバーコードの基本寸法 (a, b1,b2,c)を求める、基本モジュール幅を使用した基本寸法テーブル作成段階(F)と、前記ドット幅と前記基本モジュール幅とから求めた2種類の基本寸法テーブル中の基本寸法 (a, b1,b2,c)の誤差 (Δa, Δb1,Δb2,Δc)を使用できるドットの倍率毎に作成する誤差テーブル作成段階(G)と、求めたモジュール倍率におけるバーコード各部の基本寸法 (a, b1,b2,c)の許容誤差 (Δar, Δb1r,Δb2r,Δcr)から、許容誤差テーブルを作成する許容誤差テーブル作成段階(H)と、作成した誤差テーブル中の各値と、対応する許容誤差テーブル中の各値とをそれぞれ比較する誤差比較段階(I)と、求めた誤差 (Δa, Δb1,Δb2,Δc)が基本許容差 (Δar, Δb1r,Δb2r,Δcr)に入ってない場合は、前記ドット倍率テーブルにおけるドットの個数を最大1ドット増減し、前記誤差 (Δa, Δb1,Δb2,Δc)が基本許容差 (Δar, Δb1r,Δb2r,Δcr)に入るように前記仮バーパターン置き換えテーブルを修正して正規のバーパターン置き換えテーブルを作成する正規バーパターン置き換えテーブル作成段階(J)と、正規バーパターン置き換えテーブルからバーパターンテーブルを作成するバーパターンテーブル作成段階(K)と、を備えることを特徴とするバーコード印刷装置におけるバーパターンテーブルの作成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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