特許
J-GLOBAL ID:200903047594997281

熱可塑性樹脂フィルムの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261049
公開番号(公開出願番号):特開平10-100226
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 吸引押付法を採用して熱可塑性樹脂フィルムを製造する際に、吸引によって生じる熱可塑性樹脂フィルム両側縁部の振動を抑え、中央部はもとより両側縁部においても厚みや性状の均一なフィルムを得ることのできる方法を確立すること。【解決手段】 回転式冷却ロール上に熱可塑性樹脂をフィルム状に溶融押出しすると共に、上記フィルムが上記冷却ロールに接触し始める接触線における上記冷却ロールの回転方向上流側に近接して設けた主吸引手段によって、該フィルムと冷却ロール間から空気を吸引排除することにより、フィルムを冷却ロールに密着させて急冷固化させながら引き取って熱可塑性樹脂フィルムを製造する際に、前記接触線の両端側に補助吸引手段を設け、該接触線と略平行方向に吸引することにより、フィルム両端部の振動を抑えて厚みの変動を抑制する。
請求項(抜粋):
回転式冷却ロール上に熱可塑性樹脂をフィルム状に溶融押出しすると共に、上記フィルムが上記冷却ロールに接触し始める接触線における上記冷却ロールの回転方向上流側に近接して設けた主吸引手段によって、該フィルムと冷却ロール間から空気を吸引排除しつつ引き取る熱可塑性樹脂フィルムの製法において、前記接触線の両端側に補助吸引手段を設け、該接触線と略平行方向に吸引することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭63-057222
  • 特公昭48-018105

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