特許
J-GLOBAL ID:200903047600416792

肺間質性パターン計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057593
公開番号(公開出願番号):特開平6-269435
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 肺野の診断に用いられる肺間質性パターン計測方法において、肺画像内に所定の領域を設定する際のミスをなくし、精度良く肺画像から肺間質性に関する局所的な情報を得ることができるようにする。【構成】 肺を被写体とする放射線画像を表す画像信号1に対して、所定の基本ウェーブレット関数を放射線画像上において回転させかつこの関数の縮率を所定の範囲内において変動させてウェーブレット変換2を施し、これにより、各画素毎のウェーブレット変換係数群を算出する。次いで各画素毎に、基本ウェーブレット関数の縮率を一定値に固定してこの関数を放射線画像上において回転させた際のウェーブレット変換係数群の仮代表値3を、関数の縮率毎に算出し、さらに各画素毎に、基本ウェーブレット関数の縮率毎に算出された複数の仮代表値3の中から代表値4を決定する。そして各画素毎に、決定された代表値4と代表値4が決定された際のウェーブレット変換に用いた基本ウェーブレット関数の縮率の大きさの評価5を行い、これにより、肺間質性パターン6の計測を行う。
請求項(抜粋):
肺を被写体とする放射線画像を表す画像信号に基づいて、前記肺の間質性パターンを計測する方法において、前記放射線画像の各画素毎に、所定の基本ウェーブレット関数を該放射線画像上において回転させかつ該関数の縮率を所定の範囲内において変動させて前記画像信号にウェーブレット変換を施すことにより、前記各画素毎のウェーブレット変換係数群を算出し、前記各画素毎に、前記関数の縮率を一定値に固定して前記基本ウェーブレット関数を前記放射線画像上において回転させた際の前記ウェーブレット変換係数群の仮代表値を、前記関数の縮率毎に算出し、前記各画素毎に、前記関数の縮率毎に算出された複数の前記仮代表値の中から代表値を決定し、前記各画素毎に、該決定された代表値と該代表値が決定された際のウェーブレット変換に用いた前記基本ウェーブレット関数の前記縮率の大きさに基づいて前記肺の間質性パターンを評価し、その結果を出力することを特徴とする肺間質性パターン計測方法。
IPC (2件):
A61B 6/00 ,  G06F 15/62 390

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