特許
J-GLOBAL ID:200903047601364133

水素供給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022989
公開番号(公開出願番号):特開平6-234501
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 水素を安全かつ大量に、需要先に供給することができる水素吸蔵合金スラリを用いた水素供給方法を提供する。【構成】 液体水素を貯蔵する貯蔵タンク1に貯留された液体水素を気化器2でガス化して後流の水素吸蔵タンク3に導入し、ここで300〜1000μmに粉砕したLaNi5 の粉末とシリコンオイルとを容積比で30対70に混合したスラリに20°Cで吸蔵させる。次いで、水素を吸蔵したスラリをスラリポンプ9、スラリ供給配管4およびその分岐管5を介して水素需要施設である発電用燃料電池6、民生用燃料電池7および水素スタンド8にそれぞれ移送し、各需要施設で、前記水素吸蔵スラリを加熱して水素を放出させ、例えば電力変換して、またはそのまま燃料として使用する。水素を放出した後の水素吸蔵スラリは、スラリ戻し分岐管10およびスラリ戻し配管11を経て水素吸蔵タンク3に戻される。
請求項(抜粋):
水素供給元で、水素吸蔵合金と該水素吸蔵合金に対して不活性の液体とを混合したスラリに水素を吸蔵させ、該水素を吸蔵したスラリを配管を通じて水素需要施設に移送し、該水素需要施設で前記スラリから水素を放出させて使用し、その後、水素を放出したスラリを配管を通じて前記水素供給元へ返送することを特徴とする水素供給方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-265801
  • 特公昭62-032121
  • 特開昭62-276374
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