特許
J-GLOBAL ID:200903047603528907

パケットスケジューリング方法及びパケットスケジューリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-305247
公開番号(公開出願番号):特開2002-118585
出願日: 2000年10月04日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明はパケットスケジューリング方法及びパケットスケジューリング装置において利用可能な全ての帯域を有効に利用し実時間性に厳しいアプリケーションの品質低下を防止するとともに実時間性の要求が小さいアプリケーションについても伝送遅延時間が増大するのを防止することを目的とする。【解決手段】 入力されるパケットを複数のクラスに区分するとともに複数のクラスを優先グループと非優先グループとに分類し、それぞれのクラスのパケットを互いに独立した待ち行列に蓄積し、優先グループのパケットを保持する待ち行列には要求遅延時間を満足する第1の帯域を優先的に割り当て、残りの帯域を第2の帯域に定め、非優先グループについては特定期間の使用頻度をクラス毎に検出し、非優先グループの待ち行列には、直近の特定期間の使用頻度に応じた重みで第2の帯域の一部分を動的に割り当てる。
請求項(抜粋):
順次に入力されるパケットを待ち行列として蓄積し、処理のために前記待ち行列から取り出されるパケットの順序を決定するためのパケットスケジューリング方法であって、入力されるパケットを複数のクラスに区分するとともに、前記複数のクラスをストリーム型トラヒック又はインタラクティブ型トラヒックに相当する優先グループと、バルク転送型トラヒックに相当する非優先グループとに分類し、それぞれのクラスのパケットを互いに独立した待ち行列に蓄積し、前記優先グループに属するクラスのパケットを保持する待ち行列に対しては、該当するクラスの要求遅延時間を満足するのに十分な第1の帯域を優先的に割り当て、全体の帯域の値から前記第1の帯域の総和を差し引いた結果を第2の帯域に定め、前記非優先グループに属する各クラスについて、特定期間における使用頻度をクラス毎に検出し、前記非優先グループに属する各クラスのパケットを保持する待ち行列に対しては、直近の特定期間で検出された使用頻度の違いに応じた重みで前記第2の帯域の一部分もしくは全体を動的に割り当て、前記複数の待ち行列から取り出されるパケットの順序を、各待ち行列に割り当てられた帯域の大きさに従って決定することを特徴とするパケットスケジューリング方法。
Fターム (10件):
5K030GA03 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030JA01 ,  5K030KA05 ,  5K030KA13 ,  5K030KX13 ,  5K030KX29 ,  5K030LC01 ,  5K030MA13

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