特許
J-GLOBAL ID:200903047627346915

薄肉部と厚肉部とを有する射出成形品構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012456
公開番号(公開出願番号):特開平8-197565
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 均一肉厚の一般の射出成形品と同程度の良品が得られると共に、ブロー成形品と同様なポンピング特性が得られ、しかもブロー成形品よりも高い曲げ強度を有する、薄肉部と厚肉部とを有する射出成形品構造を提供する。【構成】 塗布具の本体軸2を構成する射出成形品構造であって、肉厚t1が0.3mm〜0.8mmの薄肉部4と、薄肉部4の両端部に連なると共に肉厚t2が1.0mm〜2.0mmの厚肉部6A,6Bとを有し、薄肉部4の内面4aには、薄肉部4の一端部から他端部に延びる複数本のリブ8が設けられている。この射出成形品構造によれば、成形材料は厚肉部6Aを通った後、リブ8においてスムーズに流れて厚肉部6Bの端部に達し、厚肉部6B内では流動性が良好になり内圧も高まるため、薄肉部4および厚肉部6Bに成形材料が良好に充填するようになり、均一肉厚の一般の射出成形品と同程度の良品が得られるようになる。
請求項(抜粋):
押圧されて変形することにより内容物を吐出させる塗布具の本体軸を構成する合成樹脂成形品構造において、肉厚が0.3mm〜0.8mmの略筒形状を呈する薄肉部と、該薄肉部の端部に連なると共に肉厚が1.0mm〜2.0mmの略筒形状を呈する厚肉部とを有し、前記薄肉部の内面および外面のうち少なくとも一方の面には、軸方向に対して略直角方向に突出し、かつ、前記薄肉部の一端部から他端部に延びる一本または複数本のリブが設けられたことを特徴とする、薄肉部と厚肉部とを有する射出成形品構造。
IPC (5件):
B29C 45/00 ,  A45D 34/04 510 ,  B05C 17/00 ,  B43K 5/00 ,  B65D 1/32

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