特許
J-GLOBAL ID:200903047628263053

タイヤカーカス固定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027280
公開番号(公開出願番号):特開平7-215007
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 サイドウォールの曲げ剛性がリム部へ向ってできる限り連続的に変化するように補強用コードを配置でき、多数のカーカスコードを固定できる新規なカーカスコード固定法。【構成】 タイヤカーカスは一方のリム部から他方のリム部へ往路と復路を形成する単一のコードで作られる。サイドウォール1ではコードの往路と復路は単一の周方向アラインメント31、32を形成し、リム部2では往路と復路とが周方向の延びたコード群61によって互いに分離された2つの周方向アラインメント31、32を形成する。コード群61と周方向アラインメント31、32の間にはショアA硬度が70以上のゴム混合物層5を配置する。
請求項(抜粋):
底部(20)がホイールリムに装着されるリム部(2) の中に放射方向下向きに固定される少なくとも1つのカーカスを有するタイヤであって、各リム部はサイドウォール(1) へ向かって放射方向上方へ延び、サイドウォール (1)はタイヤトレッドへ向かって放射方向上方へ延び、カーカスは周方向に延びたコードによってリム部(2) の内部に固定され、カーカスはサイドウォール(1) の上部ではサイドウォール(1) 内を上から下に向かう周方向に互いに並んだ単一の周方向アラインメント(3) を形成するコード部分で構成され、カーカスが少なくとも1つの周方向に延びたコードの束(61, 62)によってリム部(2) に固定されているタイヤにおいて、上記の単一の周方向アラインメント(3) は、サイドウォールからリム部へ放射方向下側へ向かうにつれて除々に軸線方向に互いに離れて少なくとも2つの周方向アラインメント(31, 32)に分かれ、リム部(2) で周方向に延びたコード群は周方向アラインメント(31, 32)の間および/または周方向アラインメントの軸線方向片側のみに配置され、カーカスは連続した一本のカーカスコード(3) で作られ、各周方向アラインメント(31, 32)のリム部(2) のコード部分は、ループ(30)を介して2つずつ互いに連結されており、このループ(30)は放射方向位置でリム部(2) の底部に最も近い位置に配置されていることを特徴とするタイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/02 ,  B29D 30/34 ,  B60C 15/06 ,  B29K 9:06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭47-040601
  • 特開昭47-040601

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