特許
J-GLOBAL ID:200903047629021487

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-030938
公開番号(公開出願番号):特開平11-115776
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡素な構成でありながら、トルク伝達経路の損傷を防止することのできる電動式パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】摩擦面とこれに押圧された押圧手段とを有する動力伝達手段が、モータ102の回転軸102aと減速機構の入力軸との間に設けられているため、該減速機構により該モータの出力トルクが増大する前に、摩擦板131と受部材との間に生じた比較的小さい摩擦力を利用して動力伝達を行なうようになっている。したがって、押圧手段の押圧力を高める必要もなく、また該摩擦面の面積を増大する必要もないことから、動力伝達手段の構成を簡素でコンパクトなものとすることができる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジングに取り付けられ、回転軸を有するモータと、車輪を操舵する操舵機構に連結された出力軸と、該出力軸に連結されかつ入力軸を有し、該入力軸から該出力軸へと減速的に動力を伝達する減速機構と、該モータの回転軸と該減速機構の入力軸との間に設けられ、動力を伝達する動力伝達手段とからなり、該動力伝達手段は、該回転軸と該入力軸の一方に対して相対回転不能であるが軸線方向には移動可能に取り付けられた摩擦板と、該回転軸と該入力軸の他方に対して相対回転不能に取り付けられた受部材と、該摩擦板を該受部材に対して押圧する押圧部材とを有し、該摩擦板と該受部材との間に発生する摩擦力を利用して、動力が伝達されるようになっており、該摩擦力は、該モータから通常伝達される動力よりも大きいが、該モータと車輪との間に生じる衝撃力よりも小さく設定されている電動式パワーステアリング装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る