特許
J-GLOBAL ID:200903047629204999

トロイダル型無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雅夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289376
公開番号(公開出願番号):特開2001-108047
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、変速比と伝達トルクとに応じて入出力ディスクとパワーローラの接触部での押付け力を制御することにより、押付け力を必要最小限に抑えて転動疲労を軽減したトロイダル型無段変速機を提供する。【解決手段】 トロイダル型無段変速機の変速比を表すトラニオンの傾転角に応じてカム113により変速比制御系機構109のレバー118のリフト量が変更される。差圧制御系機構110では、修正参照圧力設定弁111と油圧付勢手段112には、伝達トルクによりトラニオンを傾転軸方向に駆動する油圧アクチュエータの油圧の差圧ΔPが入力され、レバー118における各ロッド121,122の釣合いに応じて出力される修正参照圧力Pmfにより、パワーローラを入出力ディスク間に押し付ける油圧ローダへ供給されるライン圧力が修正される。
請求項(抜粋):
エンジンの回転が入力される入力ディスク、前記入力ディスクと対向して配置され出力軸に連結された出力ディスク、前記入力ディスクと前記出力ディスクとの間に圧接状態に配設され前記入力ディスクの回転を無段階に変速して前記出力ディスクに伝達するパワーローラ、前記入力ディスクと前記出力ディスクとのいずれか一方に配設され且つ前記パワーローラと前記入力ディスク及び前記出力ディスクとの接触部に押付け力を与える油圧ローダ、前記パワーローラを回転自在に軸支し且つ前記接触部の位置を変更することによる変速比の変更のため傾転軸の回りに傾転可能なトラニオン、前記トラニオンを前記傾転軸の回りに傾転させるため前記トラニオンを前記傾転軸の軸方向に変位させる油圧駆動手段、前記油圧ローダと前記油圧駆動手段とにそれぞれ制御された油圧を供給するためのライン圧力を供給する油圧駆動源、前記パワーローラを介して伝達されるトルクを検出する伝達トルク検出手段、及び前記トラニオンの前記傾転軸の回りにおける傾転角と前記伝達トルク検出手段が検出した伝達トルクとに応じて、前記接触部における一定のトラクション係数を得るように、前記油圧駆動源からの前記ライン圧力を修正するライン圧力修正機構から成るトロイダル型無段変速機。
IPC (4件):
F16H 15/38 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:68
FI (4件):
F16H 15/38 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:68
Fターム (19件):
3J051AA03 ,  3J051BA03 ,  3J051BD02 ,  3J051BE09 ,  3J051CA05 ,  3J051CB07 ,  3J051DA03 ,  3J051EA05 ,  3J051FA01 ,  3J052AA14 ,  3J052AA17 ,  3J052AA18 ,  3J052CA23 ,  3J052CA31 ,  3J052FB01 ,  3J052FB34 ,  3J052GC32 ,  3J052HA13 ,  3J052LA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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