特許
J-GLOBAL ID:200903047630866989
ボイスコイルモータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
熊倉 禎男
, 大塚 文昭
, 西島 孝喜
, 須田 洋之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-064894
公開番号(公開出願番号):特開2008-197671
出願日: 2008年02月15日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】小型化が可能で且つ高速応答時間を有するレンズモジュールを提供する。【解決手段】ボイスコイルモータレンズモジュール20は、外壁38及び内壁39が上壁40により接合された環状形態の磁石ハウジング33を収容する2部分ケーシングを有する。磁界を発生する1つ以上の磁石31が外壁38の内面に取り付けられる。レンズを支持するレンズホルダ29はその外面に固定されたコイル30を有し、一対のスプリング27で懸架されて、コイル30が磁界内に配置される。ホルダ29は内部ボア58及び軸方向上端41を有する。内壁39はホルダ29の内部ボア58へ延び、ホルダ29の上端41は停止位置において上壁40の内面に固定された上部クッション22に載せられる。使用中、コイル30に流れる電流でホルダ29を下方へ移動し、ホルダ29の下の映像センサに映像を収束する。完全に延びた位置で、ホルダ29の下端がケーシングに固定された下部クッション26に載せられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
カメラ等のレンズモジュールにおいて、
磁石ハウジング(33)、磁界を発生する永久磁石手段(31)、レンズを支持するレンズホルダ(29)、及びこのレンズホルダ(29)の外面(65)に固定されたコイル(30)を収容する2部分ケーシングを備え、
前記ケーシングは、上部ケース(22)及び下部ケース(21)を有し、
前記磁石ハウジング(33)は、丸い円筒状外壁(38)、及びこの外壁と同心的な丸い円筒状内壁(39)により形成されてその上端が上壁(40)で接合された環状の形状を有し、その下端は開いたままであり、内壁(39)の軸方向長さは、外壁(38)の軸方向長さより短く、
前記永久磁石手段は、前記外壁(38)の内面に固定された少なくとも1つの永久磁石(31)を備え、
前記レンズホルダ(29)は、光学軸(70)を画成する貫通孔(58)を有し、該貫通孔(58)は、レンズを受け容れるように構成され、更に、前記レンズホルダ(29)は、上端(41)及び下端(62)を有し、前記レンズホルダ(29)の半径方向外面(65)は、前記下端(62)に向かって位置されたフランジ(34)を備え、前記レンズホルダ(29)の前記貫通孔(58)は、段付きボアを有していて、該ボアの上部は、下部より直径が大きく、更に、前記レンズホルダ(29)は、前記磁石ハウジング(33)の内壁(39)が前記ボアの上部に直面するように前記磁石ハウジング(33)に挿入することができ、
前記磁石ハウジング(33)の上壁(40)の内面には上部クッション(32)が固定されて、前記レンズホルダの上端(41)と前記磁石ハウジング(33)の上壁(40)との間の直接接触を防止するように位置され、前記レンズホルダ(29)のための停止位置を画成し、
前記レンズホルダ(29)は、2つのスプリング(27)によって支持され、これらスプリングは、前記レンズホルダ(29)の下端(62)及び前記下部ケース(21)に係合して、前記レンズホルダ(29)を前記光学軸(70)に沿って移動するように弾力で支持すると共に、前記レンズホルダ(29)を前記上部クッション(32)に接触するように上方にバイアスさせ、
前記コイル(30)は、前記フランジ(34)の軸方向上面に載せられて、前記永久磁石手段(31)の磁界内に配置され、これにより、前記コイル(30)に流れる電流が、前記永久磁石手段(31)の磁界と反応する磁界を発生して、前記コイル(30)を前記フランジ(34)に対して下方に押し付けると共に、前記レンズホルダ(29)を前記スプリング(27)の力に抗して移動させるようにした、レンズモジュール。
IPC (2件):
FI (3件):
G02B7/04 E
, H02K33/18 B
, G02B7/04 D
Fターム (15件):
2H044BD01
, 2H044BD16
, 2H044BE02
, 2H044BE07
, 2H044BE10
, 2H044BE16
, 5H633BB02
, 5H633GG03
, 5H633GG06
, 5H633GG09
, 5H633GG16
, 5H633HH02
, 5H633HH25
, 5H633JA05
, 5H633JB02
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