特許
J-GLOBAL ID:200903047632569442

所定の空間を外部の騒音から保護するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345734
公開番号(公開出願番号):特開平6-236191
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 部屋(3)内の空間(2)を外部ノイズEから保護すること。【構成】 上記空間から距離Aに配置されノイズEを受ける音響センサ(11i)のアレイと、空間からAよりも短い距離Bに配置された音響源(15k)のアレイを使用し、これら音響源に信号Sを加える。これらの信号は、空間を区画する仮想バリア(6)により支持された音響源(10i)により発射されたパルスからのセンサ(11j)で集められたインパルス応答、および上記音響源(15k)により発射されたパルスからの上記音響源(10i)と同一の場所に設置されたセンサ(12)で集められたインパルス応答からそれぞれ直接推定される2つの関数fij(t)とgik(-t)と関数Ej(t)との二重畳み込み積の合計となる。
請求項(抜粋):
防音すべき空間(2)内に配列された点iを構成する同じ網状の仮想アレイ(6)から2つの異なる距離AおよびB(距離Bは距離Aよりも短い)にそれぞれ配列された相殺すべきノイズEj(t)を受ける音響センサ(11j)のアレイ(8)と、音響源(15k)のアレイ(13)と、前記センサと前記音響源との間に介在され、(A-B)/v(ここでvは空気中の音速である)よりも短い時間内で各ノイズEj(t)に対する音響源(15k)に同時に印加すべき複数の信号Sk(t)(各信号Sk(t)は下記の式に等しい)を計算するよう構成された電子回路(16)を備え、【数1】式中、各関数fji(t)は点iに位置すると仮定される音響源(10j)からの短い音響パルスの発射により、上記センサアレイのうちの添え字jのセンサ(11j)で発生されるノイズに対応する、あらかじめ測定され記憶されたインパルス応答である相反関数fij(t)と同一であり、各関数gik(-t)は上記音響源のアレイのうちのkの音響源(15k)により発生される短い音響パルスの発射により、点iに位置する仮定したセンサ(12i)で発生するノイズに対応する、あらかじめ測定され記録されたインパルス応答である相反関数gki(t)に等しい関数gjk(t)から計算されることを特徴とする外部ノイズから所定空間を保護する装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  E04B 1/99

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