特許
J-GLOBAL ID:200903047633332993

なめらかないしは光沢のある、平坦化された銅・スズ合金皮膜を電着するためのアルカリ性シアン化物浴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174248
公開番号(公開出願番号):特開平7-054187
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 皮膜組成が浴組成の変動にあまり強く依存せずかつ平坦化作用を有するなめらかないしは光沢のある銅・スズ合金皮膜の電着浴を開発する。【構成】 該浴が、銅1〜60g/lをシアン化銅として、スズ1〜50g/lをスズ酸アルカリとして、亜鉛0〜10g/lをシアン化亜鉛として含有し、遊離シアン化アルカリ1〜100g/l、遊離水酸化アルカリ1〜50g/lおよび錯生成剤としてオリゴ糖および/または多糖1〜200g/lを含有し、付加的になお光沢剤としてアルケンスルホネート、アルキンスルホネート、ピリジン化合物または硫黄含有プロパンスルホネート0.01〜4g/lを含有するアルカリシアン化物浴である。
請求項(抜粋):
銅1〜60g/lをシアン化銅の形で、スズ1〜50g/lをスズ酸アルカリの形で、亜鉛0〜10g/lをシアン化亜鉛の形で含有し、1種または数種の錯生成剤0.1〜200g/l、遊離シアン化アルカリ1〜100g/l、遊離水酸化アルカリ1〜50g/l、炭酸アルカリ0〜50g/lおよび鉛0〜100mg/lを酢酸鉛(II)またはスルホン酸鉛(II)として含有する、なめらかないしは光沢のある、平坦化された銅・スズ合金皮膜を電着するためのアルカリシアン化物浴において、浴が錯生成剤としてオリゴ糖および/または多糖を1〜200g/lの量で含有し、付加的になお下記グループ:a) 一般式 R-CH=CH-(CH2)n-SO3Na[式中 R=H,CH3,C2H5,C3H7,C2H3またはC6H5を表わし、n=0〜5を表わす]で示されるアルケンスルホネートおよびその誘導体、b) 一般式 R-(CH2)m-C≡C-(CH2)n-SO3Na[式中 R=H,CH3,C2H5,C3H7またはC6H5を表わし、m=0〜5を表わし、n=0〜5を表わす]で示されるアルキレンスルホネートおよびその誘導体、c) 一般式【化1】[式中 R=H,CHO,C2H3O,CONH2,C2H3またはC6H5-CH2を表わし、n=1〜5を表わし、Rはオルト位、メタ位またはパラ位に出現しうる]で示されるピリジニウム化合物およびその誘導体、d) 一般式【化2】で示される硫黄含有プロパンスルホネートおよびその誘導体の1つまたは幾つかから選択された1種または数種の光沢剤0.01〜5g/lを含有することを特徴とする銅・スズ合金被膜を電着するためのアルカリシアン化物浴。

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