特許
J-GLOBAL ID:200903047639963260

部分長燃料棒を有するBWRバンドルにおけるスペ-サに関連する圧力降下の最適化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-123053
公開番号(公開出願番号):特開平5-150068
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】沸騰水型原子炉において、圧力降下を低下させる傾向をもつ部分長燃料棒と組合せて、圧力降下を回復して臨界出力を向上させる傾向があるスペ-サおよびスペ-サ付属装置及びその使用法を提供する。【構成】燃料バンドルのスペ-サ上に羽根、好ましくは旋回羽根を設け、スペ-サピッチを減少して燃料バンドルの上部二相領域のスペ-サの総数を増大させ、スペ-サの垂直の高さを増大させ、スペ-サの構成材料の金属の厚みを増大させる。
請求項(抜粋):
チャネルに包囲された燃料集合体内に閉込められた燃料棒の個別のバンドルを有する沸騰水型原子炉であって、該燃料バンドルが、各々が、減速用冷却材としての水と減速された中性子が充分に存在するとき核反応を起こさせる核分裂性物質をそれぞれ含有している、該チャネル内に配置された複数の燃料棒と、該チャネルの底に連結して該チャネルの底部端を閉じており、該核反応の間蒸気を発生させるために該燃料棒間で該チャネル中に冷却材としての水を流入させるように規定された開口をもっている、該チャネル内で燃料棒の該バンドルを支持するための下部タイプレ-トと(ここで、該複数の燃料棒は、該燃料バンドル内で蒸気を発生する核反応の間、該バンドル内に該水の単相領域が規定される該下部タイプレ-トから該バンドル内に該水と蒸気の二相領域が規定される該バンドルの上方部分まで伸びている)、該チャネルの頂部に連結しており、該核反応の間該チャネル内の水と発生した蒸気を流出させるための開口をもっている、燃料棒の該バンドルの上端を支持するための上部タイプレ-トと、該上部タイプレ-トと下部タイプレ-トとの中間で該燃料棒に沿ってあらかじめ選定された各高さのところにあり、該燃料集合体の長さに沿って該燃料棒を離れた位置に維持するためのスペ-サとを含んでおり、該燃料棒のうちの複数は、該下部タイプレ-トから該上部タイプレ-トに向かって伸びて該燃料バンドルの上部領域内で該上部タイプレ-トに達する前に終止していて、該蒸気発生核反応の間該燃料バンドルの該上部二相領域における圧力降下の低減を起こす部分長燃料棒であり、該バンドルが、該部分長燃料棒によって生じる低減した圧力降下の少なくともいくらかを回復するために該スペ-サに付属した手段を含んでおり、それにより改良された臨界出力性能が該部分長燃料棒を有する該燃料バンドルで達成されることを特徴とする、沸騰水型原子炉。
IPC (2件):
G21C 3/326 ,  G21C 3/34
FI (2件):
G21C 3/30 GDB Y ,  G21C 3/34 GDB X

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