特許
J-GLOBAL ID:200903047640967368
ファイバ回折格子安定化ダイオードレーザ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
有我 軍一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-502682
公開番号(公開出願番号):特表平10-502215
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】ブラッグ式ファイバ回折格子を用いてダイオードレーザの光度及び周波数の揺れの安定化を図る。ダイオードレーザは光学機械装置を用いて、回折格子を内部に有するファイバに接続される。回折格子は光ファイバの誘導モード領域に形成される。回折格子の最大反射率の波長はダイオードレーザの利得帯域の最大値の近傍になるように選択される。回折格子の反射率の大きさ及び帯域幅が、ファイバ先端からの光学出力パワーをそれほど低下させることなく、ダイオードレーザの出力を安定させる。ダイオードレーザの光スペクトルの帯域幅の選択は回折格子のダイオードレーザからの距離によって決まる。
請求項(抜粋):
複数の縦モードを有する安定したレーザ源を生成する装置において、 実質的に単一の空間モードで光を放出し、ダイオードレーザ型共振器及び当該ダイオードレーザ型共振器の一方の先端を定める出力面を備え、さらに外部からの光学的帰還がない場合に当該レーザ型共振器内部において複数の縦モードでレーザ光を放出するダイオードレーザと、 ダイオードレーザの波長で少なくとも一つのモードを維持することができるファイバの導波部分を含む光ファイバと、 ダイオードレーザからの放射光を光ファイバの方向に導く手段と、 ファイバの導波部分にあり反射帯域幅を有するブラッグ式ファイバ回折格子とからなり、 前記出力面は、当該ブラッグ式ファイバ回折格子の反射率とほぼ等しいか又はより大きい反射率を有し、 ブラッグ式ファイバ回折格子からダイオードレーザ型共振器への反射光は、レーザ光放出の帯域幅を回折格子の反射帯域幅ないしそれ以下の値に限定し、かつブラッグ式ファイバ回折格子及びダイオードレーザの出力面で構成される外部共振器の複数の縦モードでのレーザ光放出を誘導し、これらにより前記回折格子からの光学的帰還がない場合レーザの動作に関してダイオードレーザの光のスペクトル及び強度の安定化を向上させることを特徴とする安定したレーザ源生成装置。
IPC (4件):
H01S 3/18
, G02B 6/10
, G02B 6/42
, H01S 3/07
FI (4件):
H01S 3/18
, G02B 6/10 C
, G02B 6/42
, H01S 3/07
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