特許
J-GLOBAL ID:200903047643133999

流れの測定方法およびX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097174
公開番号(公開出願番号):特開平10-286252
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 X線CT装置を用いて血流の方向や速度を測定する。【解決手段】 2段検出器アレイ60を用いたシネスキャンにより第1の検出器アレイ61と第2の検出器アレイ62とで同時にデータを収集し、一連の第1のCT画像および一連の第2のCT画像を生成する。一連の第1のCT画像中の関心領域の平均CT値の時間変化および一連の第2のCT画像中の関心領域の平均CT値の時間変化を調べると、造影剤Bが通過した時に最大値が現われる。そこで、最大値が現われた時刻の差および第1の検出器アレイ61と第2の検出器アレイ62の間隔から、血流の方向および速度を算出する。【効果】 X線CT装置を用いて血流の方向や速度を測定できる。
請求項(抜粋):
複数のX線検出器を一列に配設した検出器アレイを2段以上並設した多段検出器アレイのうちの少なくとも2つの検出器アレイで同時に第1のデータおよび第2のデータを収集することを繰り返し、前記第1のデータのうちの画像再構成に必要な部分を用いて第1のCT画像を再構成することを所定時間間隔で前記必要な部分を順に新しいデータ部分に変えながら繰り返し、前記第2のデータのうちの画像再構成に必要な部分を用いて第2のCT画像を再構成することを所定時間間隔で前記必要な部分を順に新しいデータ部分に変えながら繰り返し、前記所定時間間隔毎に得られた第1のCT画像の関心領域中のCT値の変化を表す第1の変化関数を生成し、前記所定時間間隔毎に得られた第2のCT画像の関心領域中のCT値の変化を表す第2の変化関数を生成し、前記第1の変化関数と前記第2の変化関数の時間関係に基づいて流れの方向または速度の少なくとも一方を取得することを特徴とする流れの測定方法。
IPC (2件):
A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 370
FI (2件):
A61B 6/03 320 Y ,  A61B 6/03 370 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る