特許
J-GLOBAL ID:200903047643713090

遺伝子導入禾穀類植物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506538
公開番号(公開出願番号):特表平10-503374
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】安定的に形質転換された遺伝子導入禾穀類植物を得るために、分化していない分裂組織細胞を形質転換の標的とするよう、露出した分裂組織にバイオリスティクスの打ち込みを行なう。前期前胚期、中期前胚期、後期前胚期、移行期、または前期子葉鞘期にある未成熟胚をバイオリスティクスの打ち込みのために採収する。次に、分裂組織になるべく運命づけられている分裂組織または分裂細胞を、選抜により、及び/または苗条組織もしくは複数の分裂組織それ自体からの増殖を行うことにより、遺伝子導入部位を拡大するよう、操作する。このようにして得た苗条集団を、非致死的な増幅アッセイにより、性細胞系の伝達に寄与するキメラ区分であるか、または定義によると後代に伝達する区分化されていないL2周縁キメラであるかを同定するためのスクリーニングを行う。選抜のための培養時間を延ばすと、区分から周縁部へ転化する可能性が高くなり、部位が変わることにより、最終的に性細胞系に寄与するL1からL2への転化を選択することもできる。さらに、遺伝子が導入された区分は、分蘖期の間安定化される。
請求項(抜粋):
導入されたDNAを後代に伝達する遺伝子導入禾穀類植物を作出する方法であって、 (A)(i)鞘葉に覆われていない分裂組織の細胞及び(ii)該分裂組織になる運命にある細胞からなる群より選択される標的細胞に外来DNAを導入する段階、次に、 (B)遺伝子導入部位の大きさが増大するように該分裂組織の再組織化を誘導し、それによって遺伝子導入部位が性細胞系の伝達に寄与する可能性を増加させる段階、ならびに、その後 (C)小植物体が、外来DNAを後代に伝達する形質転換禾穀類植物へと成長するように、該分裂組織が該遺伝子導入部位をもつかまたは該外来DNAによって均一に形質転換された小植物体を形成するように分化するような条件下に該分裂組織をおく段階を含む、方法。
IPC (2件):
A01H 5/00 ,  C12N 15/09
FI (2件):
A01H 5/00 A ,  C12N 15/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-016986
  • 特開平3-039091
  • 特開平2-016986
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