特許
J-GLOBAL ID:200903047644724370
ボイラ装置の伝熱管腐食防止方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331936
公開番号(公開出願番号):特開平6-180104
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 主として塩素ガスによる伝熱管の高温腐食を防止することができるボイラ装置の伝熱管腐食防止方法を提供する。【構成】 プラスチック等の塩素含有燃料を燃焼する焼却炉1と、焼却炉1の後流の排ガス煙道6に設けられた過熱管7および蒸発管8からなるボイラ部とを有するボイラ装置の前記焼却炉1で発生した塩素ガスによる過熱管7および蒸発管8の高温腐食を防止する方法であって、ボイラ部に流入する直前の排ガスに、排ガス中の塩素ガスと当量のSO2 を注入し、このSO2 を前記ボイラ部の加熱管7および蒸発管8の表面に堆積した燃焼灰層に吸着させる。【効果】 伝熱管表面に耐塩素性のSO4 被膜を形成して伝熱管の高温腐食を効果的に防止することができる。
請求項(抜粋):
塩素含有燃料を燃焼する燃焼部と、該燃焼部の燃焼排ガス流路に設けられた伝熱部とを有するボイラ装置の前記燃焼部で発生した腐食性成分による伝熱管の高温腐食を防止する、ボイラ装置の伝熱管腐食防止方法において、前記伝熱部に流入する直前の燃焼排ガスに亜硫酸ガスを注入し、該亜硫酸ガスを前記伝熱部の伝熱管表面の燃焼灰層に吸着させることを特徴とするボイラ装置の伝熱管腐食防止方法。
IPC (3件):
F22B 37/00
, F23C 11/02 303
, F23G 5/46 ZAB
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