特許
J-GLOBAL ID:200903047645431989

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196151
公開番号(公開出願番号):特開平8-038472
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】複数方向受信可能な超音波診断装置でS/N比を向上させ、診断能の高い画像を得ることにある。【構成】1回の送信により得られる複数の受信ビームのうち送信中心の移動後に重複する受信ビームをラインメモリ5に記憶する。そして、制御回路11により受信ビームが重なるように送信中心を移動させるとともに、重複する受信ビームと前回ラインメモリ5に記憶した受信ビームとを加算平均回路6で処理し、これを順次フレームメモリ7に記憶し、1つの画像を得る。これにより、S/N比を改善することができる。
請求項(抜粋):
超音波を送受信する探触子と、探触子への送信信号及び探触子からの受信信号を得る送受信回路と、1回の送信に対して複数方向の受信ビームを形成する整相回路群と、この整相回路群で得られた複数方向の受信ビームをそれぞれデジタル変換するA/D変換器と、複数方向の受信ビームを受信ごとに順次記憶し一画像情報を得るフレームメモリと、このフレームメモリ内の情報を表示するため画像処理する画像処理回路と、上記各構成部を制御する制御回路とを有する超音波診断装置において、現在得られる複数方向の受信ビームのうちの少なくとも1方向の受信ビームと前回あるいはそれ以前に得られた受信ビームのうちの少なくとも1方向の受信ビームとが重複するように送信中心を移動させる第2の制御回路と、前記前回以前の受信ビームのうち重複する受信ビームを一時的に記憶するラインメモリと、前記現在の受信ビームと前記ラインメモリから時系列的に読み出された前回以前に得た受信ビームとを加算平均する加算平均回路とを設けたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/22 501
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-052746

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