特許
J-GLOBAL ID:200903047647917080

合成手段による解析法技術を用いる音声のコード化器における励起ゲインの量子化の為の方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329620
公開番号(公開出願番号):特開平6-348300
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 合成手段による解析法技術を用いる音声のコード化器における励起ゲインの量子化【構成】 夫々のサブフレイムへの最適励起信号は、多数のサブフレイム群に分割される試料のフレイムについて合成手段による解析技術と操作に基づく音声コード化器内にて決定。励起信号は、形状寄与分(イノヴェイション)及び振幅寄与分(ゲイン)を含みこれらは別々に量子化。ゲインを量子化する為の回路(IT)は、各種のサブフレイムについてゲインインデックスを決定する為の手段(QU)、該フレイムのゲインインデックスがとる最大値を探知する比較論理回路(CFR)及び該サブフレイムについての最大インデックスとゲインインデックスとの差として、夫々のサブフレイムについての標準化インデックスを計算する手段とを含む。コード化された信号は、最大インデックスのコード化された値と、一つのフレイムに関してのゲイン情報として標準化インデックス群のコード化された値とを含む。
請求項(抜粋):
符号(以下コードという)化される音声信号の試料を枠(フレイム、以下フレイムという)群に有機的に結びつけ、それぞれのフレイムが複数の連続した下位のフレイム(以下サブフレイムという)からなり、そのサブフレイムの各々について最適励起信号を有意に感知できる歪の測定値を最小化する方法により決定し、かつ前記励起信号が一つの信号の形状を表わす第一の分担成分(以下寄与分という)とその信号の振幅を表わす第二の寄与分からなり(理解し易い為に、これら二つの寄与分をそれぞれ“イノベイション”及び“ゲイン”ともいう)、発生しうる各々の寄与分をイノベイション・インデックスi〔s(j)〕とゲイン・インデックスi〔g(j)〕によりそれぞれ認識し、その認識された一組のイノベイション・インデックス群と一組のゲイン・インデックス群のそれぞれから両寄与分を選ぶという合成手段による解析技術に基づく音声コード化器における励起振幅の量子化の方法であって、コード化処理中に励起信号の振幅による寄与分を、対応するゲイン・インデツクスi(g)を決定する各サブフレイムについて量子化し、ゲイン・インデックスi(g)により一つのフレイムで採られる最大値i(gmax)を決定し、各サブフレイムに関連する標準化されたインデックス(以下標準化インデックスという)i(gnor)を最大値i(gmax)及びサブフレイムのゲイン・インデックスi(g)との差として計算し、最大インデックスi(gmax)と一組の標準化インデックスi(gnor)群をコード化し更に一つのフレイムに関連した振幅による寄与分を表わすべく転送すること;およびコード解読中に当該フレイムの最大インデックスi(gmax)及び当該サブフレイムに関連する標準化インデックスi(gnor)から始めて各サブフレイムのゲイン・インデックスi(g)を再構築すること;を特徴とする合成手段による解析技術に基づく音声コード化器における励起振幅を量子化する方法。
IPC (3件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H04B 14/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-032599

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