特許
J-GLOBAL ID:200903047659690251

外壁パネルの揚重方法及び外壁パネル揚重装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213603
公開番号(公開出願番号):特開平10-061191
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】オーバーハング状態で傾斜した躯体近くに障害物があっても、作業効率、作業安全性を高めて上部躯体まで外壁パネルを揚重していく方法を提供する。【解決手段】躯体2から離れているパネル搬入位置から下部の外壁に沿う位置まで軌道レール14を敷設する。そして、この軌道レール上を走行する走行台車16に、前記パネル搬入位置において外壁パネル12を水平に載置し、躯体下部に沿う位置まで移動する。そして、この走行台車に配設したパネル調整機構20により、下部躯体を構成している複数の柱部材10にパネル裏面が平行に対向するように、前記外壁パネルを傾斜した状態で立ち上げる。そして、柱部材に上下方向にスライド自在となるように連結したパネル保持部材18に、走行台車上の外壁パネルを保持させる。そして、柱部材をガイドレールとして、昇降装置21によりパネル保持部材を昇降させていく。
請求項(抜粋):
複数の柱部材が傾斜した状態で立設し、これら柱部材を構成部材とする躯体が、その上部躯体が下部躯体より張り出してオーバーハング状態で傾斜して構築されており、前記躯体上部まで外壁パネルを揚重する方法であって、外壁パネルを、前記下部躯体近くまで搬送する工程と、前記下部躯体を構成している所定の柱部材にパネル裏面が平行に対向するように、前記外壁パネルを傾斜した状態で立ち上げる工程と、前記外壁パネルを、前記所定の柱部材に上下方向にスライド自在となるように連結する工程と、前記外壁パネルを前記所定の柱部材に沿わせて前記上部躯体まで上昇させる工程と、を備えたことを特徴とする外壁パネルの揚重方法。

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