特許
J-GLOBAL ID:200903047659956243

符号分割多元接続受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293061
公開番号(公開出願番号):特開平8-154083
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 高性能の符号分割多元接続受信装置を実現する。【構成】 乗算器31は受信信号INとPNコードS35とをチップ毎に乗算を行う。相関器32は乗算器31の乗算結果を累積して相関値S32を算出する。パワー比較器33は相関値S32と閾値との比較を行う。サーチ制御器34は相関値S32及び相関値S32に対応する位相差情報をPNコードS35の全位相空間において記録した後、記録された位相差情報から受信信号INのPNコードとPNコードS35との同期位置に対応する位相差情報S34bを選択する。乗算器41は受信信号INと第2のPNコードS44とをチップ毎に乗算を行う。相関器42は乗算器41の乗算結果を累積して相関値S42を算出する。復調器43は相関値S42を位相補正して受信信号INの復調を行う。
請求項(抜粋):
スペクトル拡散によって変調された信号を同一周波数帯域内に多重化して通信を行う符号分割多元接続通信方式に基づく移動通信システムの受信側に設けられる符号分割多元接続受信装置において、一定のチップ列パターンで構成され、コード長毎に繰り返される第1の疑似コードとベースバンド帯域での受信信号とを該各チップ毎に乗算する第1の乗算手段と、前記受信信号のパルスをチップ毎にカウントし、前記第1の疑似コードのコード長でクリアするカウント手段と、位相差情報及び前記カウント手段のカウント値に基づき位相をずらしながら前記第1の疑似コードを逐次発生する第1の疑似コード発生手段と、前記第1の乗算手段の乗算結果を累積して前記受信信号と前記第1の疑似コードとの相関度を表す第1の相関値を算出する第1の累積手段と、前記第1の相関値と閾値との比較を行い該第1の相関値が該閾値以上のとき、該相関値を出力する比較手段と、前記カウント手段のカウント値と前記第1の疑似コードのチップ番号との差分を前記受信信号に含まれる疑似コードと前記受信側が発生した疑似コードとの位相差情報とし、前記比較手段から出力された相関値に対応する位相差情報の次の位相差情報を前記第1の疑似コード発生手段へ送出すると共に前記第1の疑似コードの全位相空間において前記閾値以上となる該相関値及び該相関値に対応する位相差情報を記録した後、該記録された位相差情報から前記受信信号中の疑似コードと前記受信側が発生した疑似コードとの同期位置に対応する位相差情報を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された同期位置に対応する位相差情報及び前記カウント手段のカウント値に基づいた位相において第2の疑似コードを発生する第2の疑似コード発生手段と、前記受信信号と第2の疑似コードとをチップ毎に乗算する第2の乗算手段と、前記第2の乗算手段の乗算結果を累積して前記受信信号と前記第2の疑似コードとの相関度を表す第2の相関値を算出する第2の累積手段と、前記第2の相関値を位相補正して復調を行う復調器とを、備えたことを特徴とする符号分割多元接続受信装置。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04L 7/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-141154
  • 特開昭58-014637
  • 特開昭57-141154
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