特許
J-GLOBAL ID:200903047670339973

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112225
公開番号(公開出願番号):特開平9-294743
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】バッファメモリ容量を増加することなくDモード像やトレース表示の周波数解析の時相差分のずれを補正し、時間軸を一致させて表示する。【解決手段】被検体に対し超音波を一定の繰り返し周期で送受信しこのエコーデータより断層像を求めフレームメモリに書き込む手段1,2,31〜34と、Mモードフレームメモリ35と、エコーデータに含まれるドプラシフト成分を周波数解析し血流速のパワースペクトル分布を求めフレームメモリに書き込む手段41〜45と、Dモードフレームメモリ46と、モニタ9と、Mモードフレームメモリ35およびDモードフレームメモリ46からデータを読み出しそれぞれをモニタ9上にMモード像およびDモード像として形成するDSC7と、Dモード像の周波数解析に伴って生ずる時相差分だけDモード像の水平方向表示開始位置をMモード像に対して補正する時相差補正手段と、を備える。
請求項(抜粋):
被検体に対し超音波を一定の繰り返し周期で送受信し,このエコーデータより断層像を求め,フレームメモリに書き込む手段と、Mモードフレームメモリと、前記エコーデータに含まれるドプラシフト成分を周波数解析し,血流速のパワースペクトル分布を求め,フレームメモリに書き込む手段と、Dモードフレームメモリと、モニタと、MモードフレームメモリおよびDモードフレームメモリからデータを読み出し,それぞれをモニタ上にMモード像およびDモード像として形成するディジタルスキャンコンバータ(以下、DSCと略称する)と、を備える超音波診断装置において、Dモード像の周波数解析に伴って生ずる時相差分だけ、Dモード像の水平方向表示開始位置をMモード像に対して補正する時相差補正手段、を備え、Mモード像とDモード像とを上下に2分割された画面に同時に表示するとき、前記時相差補正手段によりMモード像とDモード像との時間軸を一致させて表示する、ことを特徴とする超音波診断装置。

前のページに戻る