特許
J-GLOBAL ID:200903047670411879

排煙脱硫方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076676
公開番号(公開出願番号):特開平6-285327
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 吸収液タンク部を小さくでき、少量の酸化用空気により効率よく酸化すること、また石灰石スラリの供給場所を特定しなくても効率よく脱硫反応が行える排煙脱硫方法および装置を提供すること。【構成】 SOxを吸収した亜硫酸カルシウムを含むスラリへ吸収液タンク4の側壁の1カ所または複数の箇所から微細な空気を供給し(撹拌機2Bで供給空気を細かく剪断する)、タンク4内に気泡の密な部分と気泡の希薄な部分を形成し、タンク4内に液の見掛け比重の差による鉛直方向の吸収剤スラリの循環流(上昇流16、下降流18)を形成させると共にタンク4に設置した撹拌機2Aにより水平方向の旋回流を生起させ、全体としてタンク4全域で鉛直方向のら旋状のスラリ循環流を形成させる。
請求項(抜粋):
吸収塔上部に気液接触部を設け、吸収塔下部に吸収剤スラリの液溜部を設けて、該液溜部の吸収剤スラリを気液接触部に循環噴霧することで吸収塔内に導入される排ガス中の硫黄酸化物およびダストを除去する排煙脱硫方法において、液溜部の下部に吸収剤スラリ中の固形分の沈降を防止するための水平旋回流を発生させるとともに、液溜部側面の少なくとも1ケ所から微細空気を注入し、注入した空気の気泡群が吸収液タンク半径の10〜90%域で液面に出現せしめるように微細空気の注入方向を設定することにより、吸収液タンク内部全域で鉛直方向の吸収剤スラリ循環流を生起させ、該鉛直方向の循環流と前記水平旋回流により吸収液タンク壁に沿ったら旋状の吸収剤スラリ循環流を形成させ、気液接触部で生成した亜硫酸塩を酸化させることを特徴とした排煙脱硫方法。
IPC (3件):
B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-071823
  • 特開昭62-183841
  • 特開平2-071823
全件表示

前のページに戻る