特許
J-GLOBAL ID:200903047686935860

赤外線撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-205470
公開番号(公開出願番号):特開平8-079632
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 画面端もしくは目標物体の近くに高温の背景、低温の背景物体があった場合でも対象とする目標物体に対し安定した明るさで画面上に表示できる赤外線撮像装置を得ることを目的とする。【構成】 赤外線撮像素子2の出力は増幅器10により増幅され、第2のA/D変換器5bでディジタル信号に変換される。ディジタル信号はヒストグラム算出部11に通され、出力分布を算出する。さらに中央値算出部12でヒストグラムの中央値を算出し、DCレベル制御部13で常にヒストグラムの中央値がDCレベルとして、DCレベル減算器4に設定することにより、画面内の1部分の高輝度物体、もしくは低輝度物体によるレベルの誘導を防ぎ、画面内で安定したレベル制御が行うことができる。
請求項(抜粋):
物体から放射される赤外線を集光する赤外線光学系と、赤外線を検知し光電変換を行う赤外線固体撮像素子と、前記赤外線固体撮像素子の出力からDC成分を除去するDCレベル減算器と、前記DCレベル減算器のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を補正処理し、ディジタルビデオ信号に変換する補正処理部と、前記補正処理部のディジタルビデオ信号出力をアナログビデオ信号に変換するD/A変換器と、各種制御信号を発生する制御信号発生部と、映像表示用のディスプレイモニタと、前記赤外線固体撮像素子の出力を増幅する増幅器と、前記増幅器のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する第2のA/D変換器と、前記A/D変換器の出力に対し1フレーム分のヒストグラムを算出するヒストグラム算出回路と、前記ヒストグラム算出回路の出力に対し、ヒストグラムの中央値を算出し、DCレベル制御部に出力する中央値算出回路と、前記中央値算出回路の出力を受け、常にその出力をDCレベル減算器に出力するDCレベル制御部とを備えたことを特徴とする赤外線撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H04N 5/30

前のページに戻る