特許
J-GLOBAL ID:200903047692086645

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074360
公開番号(公開出願番号):特開平9-264173
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】エアフローメータの温度特性によって検出誤差が生じたときに、機関の空燃比を目標空燃比付近に修正して、排気性状の悪化を抑止する。【解決手段】空燃比フィードバック制御がクランプされるアイドル運転状態であって(S1)、クランプから所定時間以上が経過しているときに(S2)、回転変動値ΔNeに基づくフィードバック制御を実行する(S3〜S10)。前記回転変動値ΔNeに基づくフィードバック制御は、実際の回転変動幅ΔNeが(S3)、上限値X(S7)及び下限値Y(S4)で挟まれる範囲内になるように、噴射量を補正するための補正係数βを積分制御して行なわれる(S6,S10)。
請求項(抜粋):
機関の吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段と、機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記検出された吸入空気流量と機関回転速度とに基づいて基本燃料噴射量を演算する基本燃料噴射量演算手段と、機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段で検出される空燃比を目標空燃比に近づけるように、前記基本燃料噴射量を補正するための空燃比フィードバック補正係数を設定する空燃比フィードバック手段と、機関のアイドル運転状態を検出するアイドル検出手段と、該アイドル検出手段でアイドル運転状態が検出されたときに、前記空燃比フィードバック補正係数をクランプするクランプ手段と、前記回転速度検出手段で検出される機関回転速度の変動幅を演算する回転変動幅演算手段と、前記クランプ手段によるクランプ後の前記アイドル運転状態において、前記回転変動幅演算手段で演算される回転変動幅が予め設定された範囲内になるように、前記基本燃料噴射量を補正するための回転変動フィードバック補正係数を設定する回転変動フィードバック手段と、前記基本燃料噴射量を前記空燃比フィードバック補正係数及び前記回転変動フィードバック補正係数で補正して最終的な燃料噴射量を演算する燃料噴射量演算手段と、該燃料噴射量演算手段で演算された燃料噴射量に基づいて燃料噴射弁を駆動する噴射制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/08 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 330 ,  F02D 41/16 ,  F02D 45/00 362
FI (5件):
F02D 41/08 330 B ,  F02D 41/14 310 B ,  F02D 41/14 330 Z ,  F02D 41/16 F ,  F02D 45/00 362 H

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