特許
J-GLOBAL ID:200903047692800828

正規化前丸め手段を有する浮動小数点加減算処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009213
公開番号(公開出願番号):特開平8-202530
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】浮動小数点演算の主要な処理の一つである丸め処理に要する時間を短縮し、高速な演算の実行を可能とする浮動小数点加算器を提供する。【構成】浮動小数点加算器において、実質加算が行なわれる場合には、加減算の入力データがそれぞれ下位側に1桁シフトされた値となるようにするためのプリシフト回路11と、加減算結果の最も上位側にある"1"の桁が整数部1桁目と小数部1桁目の2通りを予め仮定して、それぞれの場合について丸めによる桁上がりの有無を判定する丸め判定回路17a、17bと、加減算結果の整数部1桁目と小数部1桁目の2つのデータにより、丸め判定手段17a、17bの結果のうちいずれか一方を選択する丸め選択回路18とを有する。
請求項(抜粋):
2つの浮動小数点オペランドの加減算を実行する加減算処理装置において、実質加算が実行される場合には前記2つの浮動小数点オペランドの仮数部をそれぞれ下位側に1桁シフトし、実質減算が実行される場合にはシフトせずそのまま出力するプリシフト手段と、前記プリシフト手段から出力される前記2つの浮動小数点オペランドの仮数部の桁合わせを行ない、実質加算が行なわれる場合にはこれらを加算し、実質減算が行なわれる場合には減算を行なう桁合わせ及び加減算手段と、前記加減算処理結果の、予め定められているフォーマットの最下位桁より下位側の桁にあるデータを用いて、丸めによる桁上がりの有無を決定し、当該桁上がりの有無に関する情報を出力する第1の丸め判定手段と、前記加減算処理結果の、前記最下位桁よりもさらに1桁下位の桁より下位側の桁にあるデータを用いて、丸めによる桁上がりの有無を決定し、当該桁上がりの有無に関する情報を出力する第2の丸め判定手段と、前記加減算処理結果の、最も上位側にある"1"の桁を検出し、当該"1"の桁が整数部1桁目にある場合には前記第1の丸め判定手段の出力を、当該"1"の桁が小数部1桁目にある場合には前記第2の丸め判定手段の出力を選択して出力する丸め選択手段と、前記丸め選択手段の出力に応じて、前記加減算処理結果の丸め及び正規化を行なう丸め及び正規化手段とを有することを特徴とする浮動小数点加減算処理装置。
IPC (2件):
G06F 7/38 ,  G06F 7/50

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