特許
J-GLOBAL ID:200903047693854018
予めゆるやかに組み立てられてプレスされた薄板金素子により構成された車両本体またはその一部などの構造体を溶接するための装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227854
公開番号(公開出願番号):特開平5-208299
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 予め組立てられた車両構造体を溶接位置に固定位置決めする装置の提供。【構成】 予めゆるやかに組み立てられた車両本体又はその1部(例えば側部)を溶接するためのステーション1は、溶接すべき構造体の型に応じて、作動位置にある溶接すべき各素子を位置決めするフレーム13を迅速に交換するための回転ドラム11を2個備えている。種々の位置決めフレームは回転子により回転し、各回転ドラム11の環状軌道上で案内される。各環状軌道のセクタは、分離可能であると共に溶接すべき構造体用のコンベアラインに垂直な線に沿って移動可能であり、これによりある位置決めフレームをその作動位置に移動することが出来る。
請求項(抜粋):
予めゆるやかに組み立てられてプレスされた薄板金素子により構成された車両本体またはその一部などの構造体を溶接するための装置であって前記構造体の各部品を位置決めして溶接するためのステーション1と、前記予めゆるやかに組み立てられた構造体を前記ステーション1に搬送するためのコンベアライン4と、前記コンベアライン4の両側で前記ステーション1内に配設された少なくとも2対の位置決めフレーム13であって、溶接すべき構造体と係合可能で特定の型の構造体の特定の外面形状に適した定位装置14をそれぞれ有する位置決めフレーム13と、前記各対の位置決めフレーム13により正確に位置決めされた構造物の各部品を溶接するためにステーション内に配設された溶接手段15と、当該溶接すべき構造型に対応する前記対になった位置決めフレーム13を溶接ステーション内の作動位置まで移動させるために位置決めフレーム13を搬送する手段11、24と、を備えた装置において、前記搬送手段が、コンベアライン4の両側でステーション1内に配設されると共にコンベアライン4に平行なそれぞれの軸線12を中心として回動可能な2つの回転ドラム11であって、ステーション1の一方の側で位置決めフレーム13と連係するドラム11と、回転中に各ドラム11上の固定位置でそれぞれの位置決めフレーム13を規制するための手段と、回転ドラム11が静止したときそれぞれの回転ドラムから一つの位置決めフレーム13を完全に除去すると共に、コンベアライン4に直角なフレームを溶接すべき構造体に隣接した作動位置の方へさらにはその作動位置から反対方向に移動させて前記位置決めフレーム13をそれぞれの回転ドラム11の位置まで戻すための手段と、を備え、前記それぞれの位置決めフレーム13を各回転ドラム11上で規制するための手段が、ドラム11の回転の軸線12に垂直な2つの平行な平面内に配設された1対の環状軌道23を有し、前記各位置決めフレーム13の各端部が、前記環状軌道23上で案内され、各回転ドラム11が、2個の回転子18に接続されたモータ駆動軸を有して、前記回転子のそれぞれが前記ドラム11の軸線を中心に回転し且つ2本の環状軌道23上で案内される位置決めフレームを連行するための手段37、38を有し、前記各環状軌道23が、固定支持構造体17に固定された主セクタ23aと、前記軌道23の環を完成するとともにコンベアライン4に対向する環の側で主セクタ23aから離隔した副セクタ23bとを有し、前記位置決めフレームを搬送するための手段が、ステーション1の各側に2つの副支持構造体24を備え、前記構造体24に対して前記環状軌道23の2つの副セクタ23bを固定するとともに、前記構造体24がコンベアラインに対して垂直に移動可能であることを特徴とする装置。
IPC (2件):
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