特許
J-GLOBAL ID:200903047697480201

アンテナダイバーシティシステム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193745
公開番号(公開出願番号):特開平8-046557
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 複数のアンテナを備えた空間ダイバーシティ装置によるマルチパス妨害対策を、より高度なものとする。【構成】 複数のアンテナからの信号は、マトリクス回路2を経てそれぞれの妨害レベルに応じ、振幅変調、位相回転が行われる振幅変調器3、移相エレメント4に送られ処理され、各信号は加算回路5で加算されることでマルチパス妨害が改善される。更に、ノイズ検出部19が妨害検出専用の復調部として設けられており、クロックシーケンスに従って各アンテナ信号の品質を常に監視し、結果を制御信号として各個別信号に対応してそれぞれ設けた可変増幅器18へ送り、妨害のレベルに応じた増幅度を各増幅器に与えるようにしている。従って、妨害の少ない信号だけが加算され、受信信号品質が向上する。前記可変増幅器18はスイッチ回路にて代用することも可能である。
請求項(抜粋):
位相変調がアンテナ出力信号に重畳され、そのアンテナ信号が加算され、加算された信号の振幅が変調される個別の受信アンテナを複数個備えた受信方法であって、各アンテナ出力信号に補助変調信号によって位相及び/又は振幅変調の形で補助変調が重畳され、一つの受信回路において増幅され選択された加算信号が周波数及び振幅変調回路において振幅及び周波数及び/又は位相に関して復調され、補助変調信号が復調信号から濾波され、同期復調器によって個別アンテナ信号の実数部と虚数部が加算信号に関して決定され、その中から個別信号に関する位相位置及び振幅寄与が引き出され、高周波個別信号の位相及び/又は振幅はそれぞれ決定された振幅寄与に基づき最適の振幅寄与に向かう方向にそれぞれ変化せしめられるアンテナダイバーシティシステムにおいて、各個別信号に含まれる妨害信号のレベルを検出し、妨害レベル最大のものを除いた個別信号により前記加算が行われることを特徴とするアンテナダイバーシティシステム。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04L 1/06

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