特許
J-GLOBAL ID:200903047704795981
多目的最適化装置、多目的最適化方法および多目的最適化プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-368744
公開番号(公開出願番号):特開2005-285090
出願日: 2004年12月21日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 最適化対象が不確実性を伴う場合でも、多様性を有する適切なパレート最適個体を短時間で得ることが可能な多目的最適化装置、多目的最適化方法および多目的最適化プログラムを提供する。【解決手段】 多目的進化型アルゴリズム部2は、個体のパラメータの組を適応度推定部3の探索履歴記憶装置31に与えるとともに最適化対象6に与える。最適化対象6は、個体のパラメータの組に基づいて適応度のサンプル値の組を出力する。探索履歴記憶装置31は、個体のパラメータの組およびサンプル値の組を探索履歴として記憶する。適応度推定モジュール30は、探索履歴記憶装置31に記憶される探索履歴に基づいて真の適応度の推定値の組を算出し、推定値の組を多目的進化型アルゴリズム部2に与える。多目的進化型アルゴリズム部2は、複数組の推定値に基づいて遺伝的アルゴリズムにしたがってパレート最適個体集合を求める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
最適化対象に個体のパラメータの組を与え、複数の目的に対応する複数の適応度関数についての適応度のサンプル値の組を前記最適化対象から受ける多目的最適化装置であって、
個体のパラメータの組および前記最適化対象から出力される適応度のサンプル値の組を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された複数の個体に対応する複数組のサンプル値に基づいて注目個体に対応する真の適応度の推定値の組を求める推定部と、
前記推定部により求められた推定値に基づいて新たな個体を生成し、生成された個体のパラメータの組を前記最適化対象および前記記憶部に与えるとともに、前記推定部により求められた複数組の推定値に基づいて評価用個体集合を多目的進化型アルゴリズムに従って評価することによりパレート最適個体集合を求める演算部とを備え、
前記推定部は、
前記記憶部に記憶された各個体に対応するサンプル値の組に重み付けを行い、重み付けられた複数組のサンプル値の線形和を求めることにより、注目個体に対応する適応度の推定値の組を求め、各個体の前記重みは、パラメータ空間上で注目個体とその個体との距離を含む関数であり、
前記演算部は、
前記複数の適応度関数の各々について前記評価用個体集合の複数の個体に対応する推定値の優劣を比較し、前記複数の適応度関数の各々についての比較結果に重み付けを行い、前記複数の適応度関数について重み付けられた複数の比較結果の線形和に基づいて前記評価用個体集合の複数の個体のランク付けを行い、
適応度関数空間上で前記評価用個体集合の最上位ランクの個体の分布における疎の程度を表す分布指標に基づいて新たな個体を生成することを特徴とする多目的最適化装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06N3/00 550C
, G05B13/02 J
Fターム (8件):
5H004GA01
, 5H004GB12
, 5H004HA04
, 5H004HB04
, 5H004JA03
, 5H004JB01
, 5H004KD67
, 5H004LA02
引用文献:
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