特許
J-GLOBAL ID:200903047705652238

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-285799
公開番号(公開出願番号):特開平9-123927
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ボールねじ機構のボールナットはその両端を玉軸受で支承され、この軸受に予圧をかけた場合、周辺温度が変化したときに両者の伸縮量が異なり、予圧が抜けたり、過大になることがあった。また、電動モータとナット部材とは一対の傘歯車で連結されるが、この傘歯車にバックラッシュが発生する。【解決手段】 ボールナットと同じ金属材料から成ってハウジングの内周面に装着され、一対の軸受によってボールナットを回転可能に支承するナットホルダと、電動モータの出力軸とボールナットとの間に介装された減速歯車と、で構成した。更に、ハウジングの内周面に装着され一対の軸受によってボールナットを回転可能に支承するナットホルダと、電動モータの出力軸とボールナットとの間に介装された一対の傘歯車と、で構成した。
請求項(抜粋):
その両端において車両の転舵輪に連結されて車両の左右方向に延びるラック軸と、該ラック軸を軸方向に移動可能に収容するハウジングと、前記ラック軸に手動操舵力を入力する手動操舵部と、前記ラック軸に電動補助操舵力を入力する電動式補助操舵部と、を含む電動パワーステアリング装置において、前記電動式補助操舵部は、前記ハウジングに取り付けられた電動モータと、前記ラック軸の一部から成るねじ軸と、これに多数のボールを介して装着されたボールナットとを含むボールねじ機構と、前記ボールナットと同じ金属材料から成って前記ハウジングの内周面に装着され、一対の軸受によって前記ボールナットを回転可能に支承するナットホルダと、前記電動モータの出力軸と前記ボールナットとの間に介装された減速歯車と、から成り、前記一対の軸受に加わる予圧が所定の大きさに維持できることを特徴とする電動パワーステアリング装置。

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