特許
J-GLOBAL ID:200903047708217931

永久磁石形同期回転電機の回転子構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136453
公開番号(公開出願番号):特開平10-336927
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 補強用の非磁性材や磁気絶縁用の永久磁石を要せず簡素な構造とし、コストダウンや高速化や小型化(積み代当たりのトルクの増加)を図ることができる永久磁石形同期回転電機の回転子構造を提供する。【解決手段】 回転子11の各極間に位置する回転子スロット12bと回転子鉄心12の外周面との間には第1鉄心部aを有し、回転子の各極間で隣接する磁石用スロット12d同士を連結してこの連結部の外周側に形成した第1凸部12d-1と回転子の各極間に位置する回転子スロットの内周側に形成した第2凸部12b-1との間には第2鉄心部bを有し、回転子の各磁極における磁石用スロット同士の間には第3鉄心部cを有する構成とし、第1鉄心部、第2鉄心部及び第3鉄心部は何れも容易に磁気飽和し且つ回転遠心力を支持可能な大きさとし、第3鉄心部はトルク伝達にも耐えられる大きさとする。また、第1鉄心部はa1>a2とし、第2鉄心部はb5の中心で且つ[b4/(2×永久磁石の厚さ)=永久磁石の保磁力/鉄板飽和磁界]とし、第3鉄心部は2×c1<c2とする。
請求項(抜粋):
回転子鉄心と、回転子鉄心に形成した回転子スロット内に設けた2次導体と、回転子鉄心に形成した磁石用スロット内に設けて回転子の磁極を構成する永久磁石と、回転子鉄心の内周部に嵌合固定した回転軸とを備えてなる永久磁石形同期回転電機の回転子構造であって、前記回転子スロットは回転子鉄心周方向に沿って略等間隔に形成し、回転子の各極間に位置する回転子スロットと回転子鉄心の外周面との間には容易に磁気飽和し且つ回転遠心力を支持可能な大きさの第1鉄心部を有しており、前記磁石用スロットは回転子スロットよりも回転子鉄心径方向の内側に回転子鉄心周方向に沿って略等間隔に形成し、回転子の各極間では隣接する磁石用スロット同士を連結してこの連結部の外周側に第1凸部を形成し、この第1凸部と回転子の各極間に位置する回転子スロットの内周側に形成した第2凸部との間には容易に磁気飽和し且つ回転遠心力を支持可能な大きさの第2鉄心部を有しており、回転子の各磁極における磁石用スロット同士の間には容易に磁気飽和し、且つ回転遠心力を支持可能であると共に回転軸へのトルク伝達に耐えられる大きさの第3鉄心部を有していることを特徴とする永久磁石形同期回転電機の回転子構造。
IPC (2件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 21/46
FI (2件):
H02K 1/27 501 A ,  H02K 21/46

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